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記事ID : 13453
研究用

ヒト、ラットiPS細胞用の培地・凍結保存培地 iPS細胞培地キット& 凍結保存培地(ヒト / ラット用)

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Applied Biological Materials(APB)社のiPS細胞培養用培地およびiPS細胞凍結保存用培地を紹介します。

iPS細胞培地キット

ヒト iPS細胞用

ヒト iPS細胞培養培地キットは、ヒト iPS細胞・ES細胞の長期間の未分化維持培養、血液または線維芽細胞からのiPS細胞誘導のために調整および最適化されています。本製品は、基礎培地と成長サプリメントから構成され、基礎培地に20% 濃度で成長サプリメントを加えて完全培地を調整します。また、iPS細胞の多分化能の維持および増殖をサポートする無血清培地です。臍帯血CD34+細胞からのiPS細胞誘導および臍帯血由来iPS細胞の長期培養をサポートするために試験されています。

ラット iPS細胞用

ラット iPS細胞培養培地キットは、ラット iPS細胞またはES細胞の長期間の未分化維持培養に調整および最適化されています。本製品は、基礎培地と成長サプリメントから構成されています。 ラット iPS細胞の増殖と多分化能の維持をサポートします。

iPS細胞凍結保存培地

iPS細胞凍結保存培地は、造血幹細胞、間葉系幹細胞やiPS細胞などの非常に感受性の高い細胞の凍結保存に適しています。本製品は、アニマルフリー凍結保存培地で、従来のDMSO凍結保存培地と比較し、高い細胞回収率を得ることができます。

iPS細胞凍結プロトコール

  1. 細胞を分注して4-5日後、iPS細胞が 30-60% コンフルエントに達した時点で、培地を除去し 1ml 0.5mM EDTA/PBSを加えてください。37℃ で~5分間インキュベートします。
  2. コロニーが剥離し始めたら、1-2回のピペッティングで5 ml、15ml または50ml チューブに全細胞を回収してください。凝集塊を単一細胞に崩すことは、細胞生存率の減少につながるため、複数のピペッティングは避けてください。全細胞を回収するために、iPS細胞培地を追加することも可能です。
  3. 2-3分間 200xg でスピンダウンします。
  4. 慎重に上清を吸引し、0.5ミリリットルiPS細胞培地で細胞を穏やかに再懸濁してください。
  5. 0.5ミリリットルの凍結培地(品番:TM023)とROCK阻害剤を追加します。バイアルをはじいて十分に混合し、凍結チューブに培地を移し替えます。
  6. 短期的な保存(数日から数週間)の場合、-80℃の冷凍庫にバイアルをいれてください。長期保存を行う場合(年単位)、細胞が凍結された後にバイアルを液体窒素にいれてください。

iPS細胞培地キット

ヒト

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
iPSC Culture Medium Kit, Human詳細データ APB TM020 500 ML
販売終了

ラット

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
iPS Cell Culture Medium Kit, Rat詳細データ APB TM021 500 ML
APB社
TM021C
500 を参照

iPS細胞凍結保存培地

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
iPSC Freezing Media詳細データ APB TM023 100 ML
販売終了

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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