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インターロイキン1受容体随伴性キナーゼ4(IRAK4)は、Toll様受容体(TLR)シグナル伝達の重要な媒介物であり、IL1Rファミリーメンバーである。IRAK4はToll様受容体シグナル伝達経路に関与しアポトーシスへと導く。IRAK4はタンパク質結合、ATP結合、キナーゼ活性およびマグネシウムイオン結合といった分子機能をもつ。IRAK4のようなToll/IL-1受容体ファミリーメンバーは、様々な生物種において生体防御機能の中心成分である。これらのシグナル伝達において非常に保存された要素はセリンスレオニンキナーゼ活性であり、受容体複合体中で初期のシグナル伝達現象において細胞膜から細胞質ゾルのより大きなシグナロソームへと結合する。