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記事ID : 46505
研究用

動物由来成分不含、ワクチン開発に KBM 740 昆虫細胞用無血清培地

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KBM 740  昆虫細胞用無血清培地の写真

昆虫細胞用の無血清培地です。 化学的組成が明らかな原料を使用しており、ワクチン開発におすすめです。特にSf9細胞株の高密度浮遊培養およびバキュロウイルス発現系によるタンパク質産生に適しています。

特長

  • 血清不含 (無血清培養が可能)
  • 加水分解物不含 (Yeast Extract不含)
  • タンパク質不含
  • Chemically Defined培地
  • 動物由来成分不含
  • L-グルタミン不含
  • *培地の安定性および様々な昆虫細胞種への対応のため

  • High Five (BTI-TN-5B1-4) 細胞株の培養にも使用できることを確認済み

培養例

Sf9における細胞数とViabilityの推移を示したグラフ
図.1 Sf9における細胞数とViabilityの推移

【培養条件】

細胞 Sf9 (3継代して各培地に順化させた細胞)
播種密度 100×104 cells/mL
容器 125mLスピンフラスコ
培養方法 27℃、振とう培養 (125 rpm)

※KBM 740にはアラニルグルタミン 8 mM添加

High Fiveにおける細胞数とViabilityの推移を示したグラフ
図.2 High Fiveにおける細胞数とViabilityの推移

【培養条件】

細胞 High Five (3継代してKBM740に順化させた細胞)
播種密度 50×104 cells/mL
容器 浮遊細胞培養用50mLフラスコ
培養方法 27℃、振とう培養 (85 rpm)

※KBM 740にはグルタミン 18 mM添加

バキュロウイルス感染能

バキュロウイルス感染の状態を捉えた画像 (位相差・蛍光画像)
図.3 バキュロウイルス感染 (位相差・蛍光画像)

【培養条件】

細胞 Sf9
播種密度 20×104 cells/mL
容器 24ウェルプレート
ウイルス GFP発現バキュロウイルス MOI: 0.5

※KBM 740にはアラニルグルタミン 8 mM添加

KBM 740 昆虫細胞用無血清培地

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
KBM 740 new詳細データ KJN 16027405 500 ML
¥8,000

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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