ReadiLink™ KLH / BSA 結合キットは、架橋剤としてカルボキシル反応性カルボジイミドを使用して、ハプテンとキャリアタンパク質をワンステップで結合することができます。
背景
KLHは、抗体産生のためのペプチド結合において最も一般的に使用される担体の1つです。Mariculture keyhole limpet hemocyanin(mcKLH)は、KLHと同様の免疫原性を持つヘモシアニンですが、KLHよりも安定で効率的な抗体産生用キャリアタンパク質です。
BSAは、67kDaと大きなタンパク質であり、一般的なキャリアタンパク質です。
構成内容
- キャリアタンパク質
- 結合バッファー
- EDC (1-ethy 1-3-[dimethylaminopropyl] carbodiimide hydrochloride)
- 精製バッファー
- 脱塩スピンカラム
原理

図1. 原理
EDCがキャリアタンパク質 (KLH/BSA:赤いボール) のカルボキシ基本に反応し、アミン反応性 O-acylisourea 中間体 (中央分子) を形成します。その後抗原分子 (青いボール) のアミノ基に反応し、安定したアミド結合を介して2つの分子が結合します。
ReadiLink™ KLH 結合キット
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
ReadiLinkTM KLH Conjugation Kit![]() |
ABD | 5502 | 1 KIT [2 Reactions] |
¥48,000 |
ReadiLink™ BSA 結合キット
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
ReadiLinkTM BSA Conjugation Kit![]() |
ABD | 5501 | 1 KIT [2 Reactions] |
¥48,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について