COS banker(コスバンカー)は、血清やウシ由来化合物を一切含まない安全な培養細胞凍結保存液です。
COS banker II (コスバンカー II)は、養子免疫用リンパ球の保存のために開発された、リンパ球系細胞凍結保存液です。
- 【規格変更】COS banker、COS banker II について (2015/03/09)
COS banker(コスバンカー)は、血清やウシ由来化合物を一切含まない安全な培養細胞凍結保存液です。
COS banker II (コスバンカー II)は、養子免疫用リンパ球の保存のために開発された、リンパ球系細胞凍結保存液です。
*1 『COS banker II』は、安定剤としてGMP グレードのヒト血清アルブミンを含みます。
*2 凍結保存する細胞が対数増殖期にあることが、解凍後の生存率を高めるために重要です。
品名 | COS banker | COS banker II |
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品番 | COS-CFM01 | COS-CFM02 |
包装 | 120 mL | 120 mL |
仕様 | DMSO含有(含有量非公開) 血清不含 |
DMSO含有(含有量非公開) ヒト血清アルブミン含有 血清不含 |
製品貯法 | 冷暗所保存(2〜8℃) | 冷暗所保存(2〜8℃) |
有効期限 | 製造後2年 | 製造後2年 |
検査項目 | 試験方法 | 規格 |
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無菌性 | TGC、SCD及び培養法(日局) | 発育を認めない |
エンドトキシン | カイネティック比色法(日局) | 0.3 EU/mL 以下 |
細胞保存性 | 凍結 7日後の再融解での細胞生存 | 対照保存液と同等 |
COS banker | iPS 細胞(Dotcom) Daudi(ヒトバーキットリンパ腫)、HeLa S3(ヒト子宮頸部癌) K562(ヒト慢性骨髄性白血病)、Raji(ヒトバーキットリンパ腫) MOLT-4(ヒト急性リンパ芽球性白血病:T- 細胞) CTLL-2(マウスT:IL-2 依存性)、NIH/3T3(マウス胎児) PC-12(ラット副腎褐色細胞腫)、CHO-K1(チャイニーズハムスター卵巣)、 vero細胞(アフリカミドリザル腎臓由来細胞株)、 MDCK細胞(イヌ腎臓尿細管上皮細胞由来の細胞株) MCF-7(ヒト乳癌) 、HepG2(ヒト肝癌)、 P3U1(マウス骨髄腫)、線維芽細胞、 表皮角化細胞、血管内皮細胞、ハイブリドーマ、SF9(昆虫細胞) |
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COS banker II | ヒト末梢血由来活性化リンパ球、 Daudi細胞、Raji細胞、K652細胞、 Molt-4F細胞、CTLL-2細胞、MCF-7(ヒト乳癌)、 HepG2(ヒト肝癌)、P3U1(マウス骨髄腫)、 線維芽細胞、表皮角化細胞、血管内皮細胞、 ハイブリドーマ、CHO細胞(チャイニーズハムスター卵巣由来細胞株)、 Vero細胞(アフリカミドリザル腎臓由来細胞株)、 MDCK細胞(イヌ腎臓尿細管上皮細胞由来細胞株)、HeLa(ヒト子宮頸癌)、SF9(昆虫細胞) |
図2(左図) 細胞凍結保存液 細胞生存率の比較
0.5 mL(生細胞濃度 3×106 cells/mL)をクライオチューブに加え、-80℃で保存した。1週間/1ヶ月/2ヶ月後に解凍(37℃恒温水槽にて90 秒インキュベートし、残っている凍結細胞は振とうにて融解)し、生存率を測定した。
グレー: 1週間後、青: 1ヶ月後、黒: 2ヶ月後
図3(右図) 解凍後の細胞増殖性
1週間凍結保存したリンパ球を解凍し、生細胞濃度 20×104 cells/mL になるように各培地で調整し、インキュベーター(37℃、5% CO2)で培養した。5日目、6日目に生細胞数を測定した。
血清やウシ由来化合物を一切含まない安全な培養細胞凍結保存液です。
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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COS banker [Cell Freezing Medium] (chemical difined) | KOJ | COS-CFM01 | 120 ML |
¥12,000 |
養子免疫用リンパ球の保存のために開発された、リンパ球系細胞凍結保存液です。
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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COS banker II [Cell Freezing Medium] | KOJ | COS-CFM02 | 120 ML |
¥12,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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