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記事ID : 46534
研究用

ヒトLRRC15(leucine-rich repeat-containing protein 15)を2step ELISA法で定量! ヒトLRRC15 ELISAキット

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LRRC15は、多くの固形腫瘍(乳房、頭頸部、肺、膵臓など)の間質線維芽細胞で発現しているほか、間葉系起源の癌細胞のサブセット(肉腫、黒色腫、神経膠芽腫など)でも直接発現しています。また、LRRC15の発現は、活性化線維芽細胞および間葉系幹細胞上でTGFβによっても誘導されます。これらの総合的な知見から、LRRC15は、LRRC15陽性間質性線維形成を伴う癌または間葉系起源の癌の治療における治療標的として有用な新しいCAF(癌関連線維芽細胞)および間葉系マーカーであることが示唆されています。

本製品は、LRRC15蛋白の細胞外ドメインに対して特異性の高い新たな2種のモノクローナル抗体を利用し、LRRC15蛋白を定量的に検出する2ステップサンドイッチELISAキットです。

特長

  • ヒトLRRC15蛋白の定量ができる
  • オリジナル・モノクローナル抗体による高感度ELISA
  • バッファー中のLRRC15蛋白のほか、血清中のLRRC15蛋白も測定可能

データ例

標準曲線

標準曲線(グラフ)

測定例(エクソソーム)

LRRC15を強制発現させたExpi293の培養上清から超遠心法により精製したエクソソーム(31.3, 62.5, 125, 250, 500, 1000, 2000ng/mL)をウェルに100µLずつ加えて本キットで測定しました。エクソソーム濃度(ng/mL)と吸光度(OD450)を グラフに表すと図2のようになります。

LRRC15を強制発現させたエクソソームの測定結果(グラフ)
図2 LRRC15を強制発現させたエクソソームの測定

測定例(細胞抽出液)

LRRC15を強制発現させたExpi293細胞をRIPAで溶解させた抽出液(1µg/mL)をウェルに100µLずつ加えて本キットで測定しました。培養日数と抽出液中のLRRC15発現量(pg/mL)を グラフに表すと図3のようになります。

細胞抽出液中のLRRC15発現量のタイムコースを示したグラフ
図3 細胞抽出液中のLRRC15発現量のタイムコース

LRRC15 ELISA Kit

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
ヒトLRRC15 ELISAキット
LRRC15 ELISA Kit new詳細データ
HAK HAK-HELLRRC15-1 1 KIT
[96test]
¥100,000

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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