
Alomone Labs社では、免疫共局在化および多重免疫蛍光法に特化して最適化した多様な製品ポートフォリオを提供しています。これらの試薬には、標識抗体や非標識抗体、ならびに標識毒素が含まれます。Alomone Labs社の製品は、自社で開発され、ロットごとの試験で厳格なQCを受けています。膜タンパク質 (イオンチャネル、GPCR、受容体) の研究ツールに注力し、神経科学、癌、循環器、免疫、幹細胞、代謝、開発、癌研究分野を網羅しています。
Alomone Labs社では、免疫共局在化および多重免疫蛍光法に特化して最適化した多様な製品ポートフォリオを提供しています。これらの試薬には、標識抗体や非標識抗体、ならびに標識毒素が含まれます。Alomone Labs社の製品は、自社で開発され、ロットごとの試験で厳格なQCを受けています。膜タンパク質 (イオンチャネル、GPCR、受容体) の研究ツールに注力し、神経科学、癌、循環器、免疫、幹細胞、代謝、開発、癌研究分野を網羅しています。
Alomone Labs社では、さまざまな細胞表面マーカーや膜タンパク質エピトープの検出にお役立ていただける500以上の細胞外抗体製品を提供しています。これら抗体は細胞の迅速な特徴付けを可能にし、細胞表面タンパク質の発現を検出します。
免疫細胞化学(ICC)とフローサイトメトリー(FACS)は、無傷生細胞で使用される最も一般的な方法であり、サンプルを固定して透過処理する必要がありません。Alomone Labs社では、これらアプリケーションで最適に機能する細胞外抗体を開発しています。
神経科学分野では、膜発現受容体、イオンチャネルおよびトランスポーターが、神経伝達の種類を区別するために一般的に使用されています。この分野では、豊富で特徴の高いポートフォリオを有しています。例えば、セロトニン作動性ニューロンに対するセロトニントランスポーター-SERT/5-HTTの存在は、非標識タイプ (品番:AMT-004) および FITC標識タイプ (品番:AMT-004-F) の 抗セロトニントランスポーター (SERT)(細胞外) 抗体を使用して FACS/ICCで検出されました。
使用例1:抗セロトニントランスポーター (SERT)(extracellular) FITC標識抗体 (品番:AMT-004-F) を使ったDirect Flow Cytometry (FACS) による細胞表面のSERT検出
▂ : 細胞
▂ : 細胞 + ウサギ IgG アイソタイプ コントロール-FITC
▂ : 細胞 + SERT(細胞外) FITC標識抗体 (品番:AMT-004-F)
使用例2:抗セロトニントランスポーター (SERT)(extracellular) 非標識抗体 (品番:AMT-004) を使ったラット褐色細胞腫PC12無傷生細胞の免疫細胞化学染色
A. 抗セロトニントランスポーター(SERT) (細胞外)抗体(品番:AMT-004) (1:100)で細胞を染色し、続いてヤギ抗ウサギAlexaFluor-594標識二次抗体で染色 (赤)。
B. 細胞核はHoechst 33342(青)を使用して染色。
C. 細胞のライブビュー
イオンチャネル群では、ATTOまたはFITC蛍光色素で標識した多くの毒素を提供しています。これらは、目的のチャネルを発現する細胞を直接標識するための理想的なツールです。それらは、社内のバイオアッセイでテストされ、非標識同等物と比較して活性の損失がないことを確認しています。商品ラインナップには、GABA(A)受容体およびnAChRに結合する毒素が含まれます。他に、内向き整流K+チャネル阻害剤と電位依存性K+チャネル阻害剤があります。
品名 | 品番 | ターゲット | 活性 | MW |
---|---|---|---|---|
alpha-Bungarotoxin-ATTO Fluor-488 | B-100-AG | alpha7, alpha1/beta1/gamma/delta nAChR and GABA(A) receptor subtypes | 1 nM-3 μM | ~9140 Da. |
alpha-Bungarotoxin-ATTO Fluor-633 | B-100-FR | alpha7, alpha1/beta1/gamma/delta nAChR and GABA(A) receptor subtypes | 1 nM-3 μM | ~9140 Da. |
alpha-Bungarotoxin-FITC | B-100-F | alpha7, alpha1/beta1/gamma/delta nAChR and GABA(A) receptor subtypes | 1 nM-3 μM | ~8406 Da. |
alpha-Conotoxin ImI-ATTO Fluor-590 | C-290-AR | alpha3/beta2 nAChR | 1-2 μM | 1924 Da. |
Agitoxin-2-Cys-TAMRA | RTA-420-T | Kv1.3 K+ channels | 50 pM-10 nM | 4673 Da. |
MmTX1 Toxin-ATTO Fluor-488 | STM-550-AG | GABA(A) receptors | 200-400 nM | ~7775 Da. |
Stichodactyla Toxin-ATTO Fluor-590 | STS-400-AR | Kv1.1, Kv1.3, Kv1.4, Kv1.6 channels | 1-100 nM | ~ 4627 Da. |
Tertiapin-Q-ATTO Fluor-488 | STT-170-AG | Kir1.1, Kir3.2 K+ channels | 50-200 nM | 3195.5 Da. |
Tertiapin-Q-ATTO Fluor-633 | STT-170-FR | Kir1.1, Kir3.2 K+ channels | 50-200 nM | 3195.6 Da. |
Tityustoxin-Kalpha-ATTO Fluor-594 | STT-360-AR | Kv1.2 K+ channels | 0.5-50 nM | ~4900 Da. |
テルチアピンは、もともとヨーロッパミツバチ (Apis mellifera) 毒から単離された21残基ペプチド毒素です。毒素およびそのより安定な誘導体Tertiapin-Qは、一連の内向き整流K+チャネル(Kir)、特にROMK1(Kir1.1、IC50=2nM)およびGIRK(Kir3ファミリー)を阻害します。興味深いことに、それらはKir2ファミリーメンバーに影響を及ぼしません。さらに、テルチアピンは哺乳動物心筋細胞においてアセチルコリン誘導K+電流を阻害することが示されています。Alomone Labs社の ATTO標識Tertiapin-Q製品は、純度・合成性が高く、生物学的活性のある標識ペプチド毒素です。それは 50~200 nM の濃度範囲でアッセイ依存活性を示します。
使用例3:ATTO-488標識テルチアピン-Q (品番:STT-170-AG) を使ったアフリカツメガエル卵母細胞で異種発現したKir3.2チャネルの阻害
保持電位-80mVで記録した連続電流トレース。Kir3.2電流は高濃度 K+含有溶液によって活性化される下方反射である。活性化している間、50 nM および100 nM のATTO-488標識テルチアピン-Q (品番:STT-170-AG) を2分間アプライした (バーとして表示)。
使用例4:GIRK1 / 4-Cherry をトランスフェクトした HEK293T細胞へのATTO-488標識テルチアピン-Q (品番:STT-170-AG) の結合
トランスフェクトした細胞を濃度200 nM の ATTO-488標識テルチアピン-Q (品番:STT-170-AG) 存在下でインキュベートした。標識された毒素は26秒後に膜表面に蓄積するが、トランスフェクトされていない細胞では認められない (データ表示なし)。
ニューロトロフィンは、CNSおよびPNSにおけるニューロンの発達、維持、生存および死を調節する、可溶性の塩基性タンパク質成長因子のファミリーです。NGFはこのファミリーで最初に発見されたメンバーで、交感神経および感覚脊髄ニューロンの生存、発達、機能、そして可塑性をサポート・調節する因子として最初に精製されました。この効果は、in vivo および in vitro でも観察されました。Alomone Labs社のビオチン標識ニューロトロフィンは、培養中の生細胞イメージングや細胞分化の有用な研究ツールを提供します。
品名 | 品番 | 活性 | MW |
---|---|---|---|
human BDNF-Biotin | B-250-B | ED50 - 220 pM | ~28 kDa. |
human proBDNF-Biotin | B-256-B | 0.1 - 10 nM | 51 kDa. |
mouse NGF 2.5S-Biotin | N-240-B | EC50 - 0.5 nM | ~ 26 kDa. dimer |
Alomone Labs社の各エクスプローラーキットには、細胞外マーカーを検出するために日常的に使用されるスクリーニング抗体の包括的なセットが含まれています。 炎症性膜タンパク質と恒常性ミクログリアマーカーに利用できる関連キットもあります。
品名 | 品番 | 詳細 | ターゲット | 交差性 |
---|---|---|---|---|
Inflammation Marker Ab kit | AK-605 | 17 x Inflammation Membrane Protein Labeling Abs | P2X1R, P2X7, GPR65, BAI1, β2-Adrenergic, Calcium Sensing R, BLT1, C5aR1 CysLTR1, FPR2/ALX, HRH4, EP2/ PTGER2 + more | H,M,R |
Microglial Marker Ab kit | AK-660 | 6 x Homeostatic Microglial Marker Labeling Abs | CD39, EMR1 (ADGRE1), GPR34, CX3CR1, IBA1/AIF1, P2Y12 | H,M,R |
ダイレクト生細胞フローサイトメトリーは、単一の抗体を使用して目的の抗原を検出します。この一次抗体は、FITC や PEなどの蛍光色素に直接結合されています。
細胞調製/標識:
間接的生細胞フローサイトメトリーは2つの抗体を使用します。初めに目的抗原を認識する非標識一次抗体を、2番目に検出用の二次抗体を使用します。
細胞調製/標識:
細胞調製/標識:
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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