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記事ID : 46637
研究用

注目のオルガネライオンチャネル!
リソソーム膜局在イオンチャネル評価サービス

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創薬研究ツール
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リソソーム膜に局在することが知られているTMEM175、TRPML1などのイオンチャネルにおける異常は神経変性疾患、代謝疾患、がんなど様々な疾患に関与することが報告されています。SB Drug Discovery社ではリソソーム膜に局在するイオンチャネルを安定的に発現する細胞株を多数構築しており、それら安定発現細胞株を用いた薬剤スクリーニングを実施しています。

特長

  • Loss-of-function (LoF) /Gain-of-function (GoF) 変異株を含む豊富なラインアップ
  • オートパッチクランプシステムを用いたハイスループットなスクリーニング
  • リソソーム膜でのイオン電流の評価も可能

ラインアップ

表1:構築済み安定発現細胞株例
ターゲット名 動物種
TMEM175 Human, Mouse, Rat, Dog, Monkey
TMEM175 (LoF変異株) Human
TMEM175 (GoF変異株) Human
TRPML1 Human
TRPML2 Human
TRPML3 Human
TPC2 Human
BK Human

SB Drug Discovery社で評価可能なイオンチャネル全リストはこちら

データ例

オートパッチクランプシステムを用いたスクリーニングアッセイ

Nanion Technologies社SyncroPatchを用いたスクリーニングアッセイをご提供しています。

SBM_lysosomal-ion-channel-screening-serv_fig1.jpg
図1. TMEM175発現細胞株を用いた薬剤スクリーニング
QCによるデータ選抜後においても約80%の高いデータ取得率により、ハイスループットなスクリーニングが可能です。

プロトン透過性評価

TMEM175細胞において、プロトン透過による電流測定が可能です。

SBM_lysosomal-ion-channel-screening-serv_fig2.jpg
図2. プロトン透過に対する応答評価
プロトン透過により生じるpH依存的な内向き電流、およびDCPIBによる活性化を測定した(上図)。
SB Drug Discovery社が自社で実施したカリウムイオン透過を指標としたライブラリースクリーニングにより得られたヒット化合物において、プロトンコンダクタンスの活性化も確認された(左下図)。
WTとLoF変異株でのpH変化によるプロトンコンダクタンスの活性化を比較したところ、LoF変異株では活性化上昇が抑えられることが確認された(右下図)。

リソソーム膜でのイオンチャネル電流評価

Nanion Technologies社SURFER2R 96SEシステムを用いて、リソソーム膜におけるイオンチャネル電流の測定が可能です。

SBM_lysosomal-ion-channel-screening-serv_fig3.jpg
図3. TRPML1発現細胞から単離したリソソーム膜を用いた電流評価
安定発現細胞株からリソソーム膜を単離し(左図)、ML-SA5のアゴニスト活性を評価した(右図、青色部分がML-SA5添加時の電流値)。

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