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研究用

形質転換した植物内のβ-グルクロニダーゼ(GUS)酵素活性を蛍光基質で定量グルクロニダーゼレポーター遺伝子測定キット

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形質転換した植物内のβ-グルクロニダーゼ(GUS)酵素活性を蛍光基質を使用して定量するツールです。

背景

レポーター遺伝子は、遺伝子の制御・局在や遺伝子改変の解析におけるマーカーとして広く使用されています。レポーター遺伝子の発現は、免疫学アッセイや生化学活性アッセイ、組織化学的細胞/組織染色によって測定できます。

グルクロニダーゼとは

E.coli.由来のβ-グルクロニダーゼ(GUS)酵素は、形質転換した植物中でマーカー遺伝子として適切に働くことが立証されています。GUSレポーター遺伝子システムのアドバンテージとして、E.coli.由来GUS酵素の安定発現、通常の植物代謝に干渉しないこと、高等植物中では本来のGUS活性が低くなることが挙げられます。また、この酵素はアミノ末端への付加にも耐性があるため、植物オルガネラの物質輸送の研究にも役立ちます。

GUS発現を検出する上で、様々なβ-グルクロン酸基質が存在しますが、そのすべてがグリコシド結合により発色基質(または蛍光基質やその他の検出用分子)のヒドロキシル基と接着した糖D-グルコピラノシドウロン酸を含みます。in vitroでGUS活性を検出する際に最も広く使用されている蛍光基質は、4-メチルウンベリフェリル β-D-グルクロニド(4-methylumbelliferyl β-D-glucuronide、4-MUG)です。GUSによる加水分解では、蛍光色素の4-メチルウンベリフェロン(7-ヒドロキシ-4-メチルクマリン)と糖グルクロン酸が合成されます。本キットでは、このシステムを利用し検出を行います。

構成内容

  • GUS Extraction Buffer
  • Carbonate Stop Buffer
  • GUS Assay Buffer
  • Concentrated MU calibration stock solution

プロトコール

  1. GUS Extraction Bufferで植物やその他の細胞からGUSを抽出します。
    抽出したGUSによって、4-MUGは蛍光化合物の4-MUとグルクロン酸に加水分解されます。
  2. Carbonate Stop Bufferで反応を停止させます。
  3. 4-MUは励起波長365 nm、蛍光波長 455 nmで検出します。

アプリケーション例

シロイヌナズナの葉と花抽出物内のGUS活性
図1. シロイヌナズナの葉と花抽出物内のGUS活性

グルクロニダーゼレポーター遺伝子測定キット

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
MarkerGeneTM β-Glucuronidase (GUS) Reporter Gene Activity Detection Kit詳細データ MGT M0877 1 KIT
¥89,000

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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