AxoSim社のmicroBrain™ 3D Assay Ready は、 iPS 細胞由来大脳皮質ニューロンとアストロサイトで構成された 3D ヒト神経スフェロイドです。microBrain™ 3Dは均一なサイズおよび自発的な活動性を持ち、蛍光アッセイ(FLIPR)等によるハイスループットスクリーニングや神経毒性評価、イメージングといったアプリケーションにご利用いただけます。

再現性が高いヒトiPS細胞由来3D 神経スフェロイド AxoSim社 microBrain™ 3D Assay Ready
再現性が高いヒトiPS細胞由来3D 神経スフェロイド
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ラインアップ
96 well plateおよび384 well plateの2種類のフォーマットをご用意しております。
*本商品は生きた状態のスフェロイドをプレートに播種した状態でお届けするため、AxoSim社からお客様へ直送いたします。
*価格および納期に関しましては、当社 創薬・受託サービス部までお問い合わせください。
特長
- iPS 細胞由来大脳皮質ニューロンとアストロサイトで構成された3Dヒト神経スフェロイド
- プレートで培養された、機能的に成熟したスフェロイドを生きた状態でお届け
- 到着後、約1週間でアッセイに使用可能
- 均一なサイズにより、再現性の高いデータを取得可能
詳細データ
動画1:自発的な活動性の確認
蛍光カルシウムレポーター色素によりカルシウムオシレーションを可視化し、microBrain™ 3Dの自発的な活動性を確認した。
図1:蛍光アッセイ(FLIPR)による各種ニューロモジュレーターへの応答性
(左)1枚の384 well plateを用いて、8種のニューロモジュレーターに対するmicroBrain™ 3Dの応答性を測定した。
(右)測定データのPeak countを指標とし、濃度依存的な応答性の変化を評価した。
図2:microBrain™ 3Dにおける遺伝子発現
(左)シングル核RNA-Seqによる遺伝子発現解析データを用いてUMAPクラスタリング解析を行ったところ、異なるロット間において同様のクラスターが見られ、microBrain™ 3Dの高い再現性が確認された。
(右)培養期間の異なるmicroBrain™ 3Dおよびヒトの皮質および胎児の脳について、発現の高い上位10,000遺伝子の発現データを比較したところ、R2の値が0.60〜0.68となり、microBrain™ 3Dはヒト脳の多くの特性を再現していることが確認された。また、microBrain™ 3D間での比較では、R2は0.94〜0.98となり、分化後6週以降では安定した発現プロファイルを示すことが確認された。
図3:化合物の作用機序解明(MOA)への応用
FLIPRにより測定したカルシウムオシレーションデータからPeak FrequencyやPeak Rise Timeといった特徴を抽出し、抗てんかん薬候補である化合物27種についてクラスタリング解析を行ったところ、MOAに応じて類似の傾向が確認された。
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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