スタジオミダスではご提示いただいたPDBIDから、3Dプリンターにて分子表面をかたどった模型や2次構造模型などを製作いたします。PDBIDからCADデータへの変換を経て、3Dプリンターでの出力を行います。
お客さまとの打ち合わせにより、ユニットごとに分割した出力や磁石を埋め込むなどのギミック、異素材を組み合わせたモデルなど、様々な表現により今までにない分子模型を製作いたします。研究現場、教育現場、プレゼンテーション、展示会等、多くの場面でご活用いただけます。


分子模型の種類
STM社では表現方法の違いによる分子模型を、以下4パターンに分類しております。
- TypeR(リボンを持ったシリコーンモデル)
- TypeS(表面構造のみのシリコーンモデル)
- TypeP(電化ポテンシャルを表現した石膏モデル)
- TypeE(ABS樹脂による表面構造のみのプラスチックモデル)
2つ以上の模型Typeを組み合わせてハイブリッドモデルとして製作することも可能です。
詳細については弊社までお問合せください。
◆山形大学・川上勝准教授との共同開発による分子模型『KawakamiModel』◆
STM社では、川上教授との共同開発により、高透明度シリコーン模型『KawakamiModel』 を作製しました。 高透明度のシリコーンで形作られた表面構造の中には、フルカラーの骨格構造が正確な位置に配置されています。 職人達の手により美しく仕上げられたこの模型は、柔軟なシリコーンという特性を生かし、分子ポケットに化合物をはめ込む事や、分子ユニットごとに分けられたモデルを磁石により正確な位置でドッキングするような事も実現可能です。


図1. TypeR(リボンを持った高透明度シリコーンモデル)(例. KcsA)
左図:通常、右図:水中


図2. TypeS(表面構造のみを表現した不透明シリコーンモデル)
左図:GroESEL、右図:KscA

図3. TypeP(電化ポテンシャルを表現した石膏モデル)(例. Actin)


図4. TypeE(ABS樹脂による表面構造のみのプラスチックモデル)
左図:ヘモグロビン、右図:CRISPR Cas9

図5. SilMol-mini

図6. その他の模型(例.GFP)
依頼の流れ
まずは下記の見積依頼フォームより、模型にしたいPDBIDをお伝えください。
作製可否を確認させていただき、御見積りさせていただきます。
お見積り・ご注文方法
下記のリンクから見積のご依頼をお願い致します。