Ser149の位置でグリコシル化されたp53に特異的なモノクローナル抗体です。

免疫組織化学 (IHC)、ウェスタンブロット (WB) に使用可能! グリコシル化p53抗体
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背景
タンパク質の Ο-GlcNAc化は、細胞周期調節やアポトーシス、シグナル伝達において重要な役割をします。セリン (Ser) またはスレオニン (Thr) 残基上の Ο-GlcNAc部分の付加/除去は、タンパク質の機能を直接またはリン酸化の減少を介して調節しています。
一例として、腫瘍抑制タンパク質p53が挙げられます。T155の位置でリン酸化されている p53 はユビキチン依存性分解を誘導しますが、S149でGlcNAc化されている p53は、p53 の分解を防止し、安定化させます。
p53タンパク質の蓄積は有益であり、細胞増殖の停止やDNA損傷に応答するアポトーシスでは、制御不能になった増殖から細胞を保護する役割があります。
特長
品名 | Monoclonal human glycosylated p53 (Ser149) antibody |
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クローン番号 | 1B12-3F10 |
交差性 | ヒト |
免疫動物 | マウス |
標識 | なし |
抗原 | peptide glycosylated at Ser 149 and conjugated to KLH |
適用 | IHC、WB |
使用例
図.1 正常ヒト乳房組織の免疫組織染色 (1:5000希釈)
図.2 MCF10A細胞の核 (レーン1) およびサイトゾル (レーン2) 画分における O-GlcNAc化p53発現
グリコシル化p53抗体
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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Anti p53, glycosylated Ser149, Human (Mouse) , 1B12![]() |
DRD | GP53 | 50 UL |
¥153,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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