サンプルを送るだけ! サンプルの前処理から解析までのワンストップサービス
一つの検体からタンパク質画分と RNA 画分の分離・精製をおこない、プロテオーム解析と RNA シーケンスを同時に実施する統合的な解析サービスです。
解析装置
● RNA-Seq:HiSeq、NextSeq(Illumina)
● 質量分析:Q-Exactive HF-X(Thermo Fisher Scientific)
ご送付いただくもの(1 サンプルから承ります)
● フェノールグアニジン系の試薬*、もしくは RNA 保護試薬**で作製したサンプル
*ISOGEN(ニッポンジーン社)、TRIzol(ThermoFisher 社)、QIAzol(QIAGEN 社)など
**RNAlater(ThermoFisher 社)など
● サンプル種:組織、細胞、その他(ご相談ください)
● 生物種:ゲノムが解析されている生物
RNA-Seqとプロテオーム解析で観測されたmRNAとタンパク質をコードする 遺伝子の重複
RNA-SeqとQ-Eactive HF-X導入以前のデータ依存型分析法(DDA)によるプロテオーム解析(左図)とRNA-Seqと本受託サービスのQ-Eactive HF-Xを用いた高深度DIAプロテオーム解析(右図)との比較を示す。分析したサンプルはHEK293F 細胞を用い、RNA-Seqとプロテオーム解析のそれぞれの解析で用いたデータベースに共通して存在した遺伝子のみを対象とした。以前のプロテオーム解析ではRNA-Seqで観測できる遺伝子数との差が大きかったが、本受託サービスの高深度DIAプロテオーム解析ではその点が大きく改善され、マルチオミクス解析を行う上で対象となる分子が大幅に増加した。