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記事ID : 34451
研究用

m6Aの検出と定量にN6-Methyladenosine Assay

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本商品は、尿、血清、細胞または組織サンプル中のN6-メチルアデノシン(m6A)を迅速に検出、定量できる競合酵素イムノアッセイです。

背景

N6-メチルアデノシンは、ほとんどの真核生物ならびにいくつかのウイルスに見られるRNA(および極めて低いレベルのDNA)におけるヌクレオシド改変です。m6Aはまた、tRNA、rRNA、小さな核RNA(snRNA)ならびにいくつかの長い非コードRNA(ncRNA)にも見出されます。大きなm6Aメチルトランスフェラーゼ複合体がアデノシンのメチル化を導きます。複合体は、s-アデノシルメチオニン(SAM)に結合するMETTL3を含みます。哺乳類におけるメチルトランスフェラーゼ複合体のさらなる成分には、METTL14、ウィルムス腫瘍1関連タンパク質(WTAP)およびKIAA1429が含まれます。近年では、脂肪質量および肥満関連タンパク質(FTO)ならびにデメチラーゼalkBホモログ5(ALKBH5)がm6Aデメチラーゼとして同定されています。

m6Aと、胃前立腺癌、乳癌、膵癌および腎癌ならびに中皮腫、肉腫および白血病などの多数の癌の種類との関連性が確認されています。METTL3レベルの低下は、癌細胞のアポトーシスを引き起こし、癌細胞の侵襲性を低下させる一方、低酸素によるALKBH5活性の増加は、癌幹細胞数の増加を引き起こすことが示されています。F6はエネルギー代謝および肥満の重要な調節因子である一方、m6Aはエネルギー恒常性および肥満調節に関与しています。さらに、神経変性疾患は、ドーパミンシグナル伝達がFTO依存性であることが示されたので、m6Aの影響を受け得ます。m6Aメチルトランスフェラーゼ複合体のさらに別のメンバーであるZC3H13は、ノックダウンされたとき結腸直腸癌細胞の増殖を大きく阻害しました。

さらに、m6Aはウイルス感染性に影響を与えます。SV40、アデノウイルス、ヘルペスウイルス、ラウス肉腫ウイルス、およびインフルエンザウイルスなどのRNAウイルスは、ウイルスゲノムRNA上のm6Aメチル化を含みます。m6Aの調節因子は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、およびZikaウイルス(ZIKV)のようなRNAウイルスの感染および複製の効率を制御しています。m6Aおよびその同族因子は、ウイルスのライフサイクルおよび宿主 - ウイルス相互作用の調節において重要な役割を果たしています。

特長

  • 感度:80 ng/mL
  • サンプル:血清、血漿、尿、RNA
  • N6-メチルアデノシンスタンダードを含みます。

構成内容

  • 96-well Protein Binding Plate
  • Anti-m6A Antibody (500X)
  • Secondary Antibody, HRP Conjugate
  • Assay Diluent
  • 10X Wash Buffer
  • Substrate Solution
  • Stop Solution
  • m6A Standard
  • m6A Conjugate (100X)
  • 100X Conjugate Diluent

測定例

CBL_MET5097_1.jpg

図.1 m6A ELISAスタンダードカーブ

CBL_MET5097_2.jpg

図.2 ネガティブコントロール(アッセイ希釈液)と比較したヒト血清、血漿、または尿中のm6Aレベル
希釈されていないヒト試料をアッセイプロトコルに従って測定した。

N6-Methyladenosine Assay

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
N6-Methyladenosine (m6A) ELISA Kit詳細データ CBL MET-5097 96 ASSAY
¥90,000
CBL_bnr_05.jpg Cell Biolabs(セルバイオラボ)社商品一覧 セルベースアッセイ商品 ウイルス発現商品 幹細胞研究商品 酸化ストレス / 酸化損傷商品 代謝研究商品 Cell Biolabs(セルバイオラボ)社商品一覧
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