感染関連糸球体腎炎(IRGN)研究に有用な 抗NAPlr-ペプチド抗体(ウサギポリクローナル)です。蛍光抗体直接法での組織染色に使用可能です。
ご提供者: 東京医科大学八王子医療センター 腎臓病センター 腎臓内科 尾田 高志 先生
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感染関連糸球体腎炎(IRGN)研究に有用な 抗NAPlr-ペプチド抗体(ウサギポリクローナル)です。蛍光抗体直接法での組織染色に使用可能です。
ご提供者: 東京医科大学八王子医療センター 腎臓病センター 腎臓内科 尾田 高志 先生
感染症を契機に発症する糸球体腎炎としては、溶連菌感染後急性糸球体腎炎(acute post-streptococcal glomerulonephritis : APSGN)が最も古くから知られた代表疾患です1。
Nephritis-associated plasmin receptor (NAPlr) は溶連菌の菌体内成分から同定された腎炎惹起性因子で、感染関連糸球体腎炎(IRGN)、特に溶連菌感染に関連して発症する糸球体腎炎(溶連菌感染関連腎炎:SIRN)において、糸球体内に高率に検出されますが、感染症に関連のない腎炎では陰性です。このため、抗 NAPlr 抗体を用いた組織染色は、IRGN および SIRNの検出に有用です2-5。
従来、抗 NAPlr 抗体としてモノクローナル抗体が市販されていましたが、組織染色における感度の低さが問題点として指摘され、依然としてウサギポリクローナル抗体による解析が標準的な方法として実施されています。しかしながら、NAPlr に対するポリクローナル抗体の作成は溶連菌からの NAPlr 抽出という容易でないステップを要するため、一般的には安定した抗体の作成・供給は困難とされております。そこで、良好な組織染色性と安定した抗体作成を両立させるべく、組織染色性に優れた NAPlr ペプチドに対するポリクローナル抗体を確立しました。
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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Anti Nephritis-Associated Plasmin receptor [NAPlr] (Rabbit) Fluorescein Isothiocyanate![]() |
CAC | TMU-PA001 | 100 UG |
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Anti Nephritis-Associated Plasmin receptor [NAPlr] (Rabbit) Fluorescein Isothiocyanate![]() |
CAC | TMU-PA002 | 50 UG |
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商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
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