記事ID ： 35983

ヒト間葉系幹細胞用serum-free、xeno-free培養用細胞接着用基質 NutriCoat™ Attachment Solution

メーカー名：ザルトリウス・ステディム・ジャパン株式会社

パンフレットあります！

NutriCoat™ Attachment Solutionは、ヒトフィブリノーゲンをベースに、ヒト間葉系幹細胞（hMSC）用のserum-free 、 xeno-free培養用に設計された細胞接着用基質です。

本品は、MSC NutriStem® XF Medium で培養された、各組織由来のヒトMSCに最適化されています。また、hMSCの長期培養と、serum-freeおよびxeno-free培養条件下でのコロニー形成ユニット線維芽細胞（CFU-F）アッセイの結果をサポートします。
本品は、室温保存のReady-to-useの製品で、細胞療法研究の実験に最適です。

サンプルのお申し込み

特長

ヒトフィブリノーゲンを含む細胞接着用基質（xeno-free）
取り扱いが簡単なストックソリューション
cGMPに準じて製造
hMSCの増殖、分化に最適
hMSCの多能性を長期間サポート
多種の組織由来のhMSCに対応

製品データ

様々なhMSCに最適

図1：NutriCoat™ Attachment Solutionをプレコートし、MSC NutriStem® XF培地で培養した各組織由来のhMSC。
各hMSCは、線維芽細胞様の形態を維持した。
hMSC-AT：ヒト脂肪組織由来MSC
hMSC-BM：ヒト骨髄由来MSC
hMSC-CT：ヒトWharton jelly由来MSC
hMSC-DP：ヒト歯髄由来MSC

hMSCの長期間の増殖をサポート

図2：NutriCoat™ Attachement Solutionは、serum-free, xeno-freeの環境で、hMSCの長期間の増殖をサポートする。
(A)：フローサイトメーターによるhMSCマーカーの発現
(B)：コロニーの代表的な画像【培養18日後のヒト脂肪由来MSC(左)、ヒト骨髄由来MSC(右)】
(C)：hMSC-BM (9継代)における正常な核型

様々な系統への分化能

図3：NutriCoat™ Attachment Solutionをプレコートし、MSC NutriStem® XF培地で培養した各組織由来のhMSC（脂肪:AT、骨髄:BM、Wharton jelly:CT、歯髄:DP）を、MSCgo™Adipogenic / MSCgo™ Osteogenic / MSCgo™ Chondrogenicの各分化培地で最大20日間分化誘導することで、脂肪細胞（オイルレッドO染色）、軟骨細胞（アルシアンブルー染色）および骨芽細胞（アリザリンレッド染色）への分化誘導を示した。