クエン酸金ナノ粒子 および COOH-PEG 金ナノ粒子 NITgold nanoparticles

「NITgold」金ナノ粒子は、NitZipper 技術 などのマイクロ／ナノシステム開発を行う Nanoimmunotech 社が製品化した高品質の金ナノ粒子です。クエン酸金ナノ粒子 と COOH-PEG 金ナノ粒子 を 3nm 〜 40 nm の粒径でラインアップしています。

NITgold

Nanoimmunotech（ナノイムノテック／NIT）社では、生物学や医学の幅広い分野でご使用いただける高品質の金ナノ粒子を販売しております。金ナノ粒子はユニークな光学的・電子的特性を持つことから、バイオセンサーや免疫金などの診断用途だけではなく、薬物送達物質や造影剤などの治療的用途にも利用されます。NITgold は、粒径が 3nm から 40nm の金ナノ粒子を異なる官能基修飾、様々な溶媒で提供します。

• 狭い粒径分布
• 安定なコロイド溶液
• 幅広い特性データ（TEM，UV-Visible spectroscopy， DLS データ）
• バッファーを選択可能
• 粒子コンジュゲートカスタム対応可能

NITgold クエン酸金ナノ粒子は、チオール（SH）基を持つ分子で粒子表面のクエン酸を置き換えることで広範囲の分子で標識できるため、官能化の優れた候補材料です。官能化することで、標的特異的薬物送達、バイオセンサー、ラテラルフローテスト、暗視野顕微鏡のイメージングプローブ、フローサイトメトリー、癌の光熱療法、触媒、光電子工学などの多くの用途で使われます。また、新規のバイオセンサーや治療薬剤を生み出すために、異なる分子や他のナノ／マイクロ構造を金ナノ粒子にコンジュゲートすることが可能です。金ナノ粒子は、形状、粒径、表面の化学的性質および凝集状態などを変化させることで、その光学的・電子的特性を調整することができます。

アプリケーション

• バイオセンサー設計
• 触媒
• 薬物送達
• 比色プローブ
• ラテラルフローイムノアッセイ

COOH-PEG 金ナノ粒子は、カルボキシル基末端（-COOH）を持つポリエチレングリコールチオール（PEG–SH）（3000 Da または 5000 Da）リガンドで官能化した、均一な準球状ナノ粒子です。また、COOH-PEG 金ナノ粒子は、NHS （N-hydroxysuccinimide）／EDC（1-ethyl-3-(3-dimethylaminopropyl carbodiimide hydrochloride）試薬 と カルボジイミドカップリング反応を利用した第一級アミンとの共有結合によって、生体分子を固定化するためにも用いられます。ポリエチレングリコールで官能化した金ナノ粒子は、リン酸緩衝生理食塩水（PBS）溶液中の高濃度の NaCl 存在下でも高い安定性を有します。官能化することで、標的特異的薬物送達、バイオセンサー、ラテラルフローテスト、暗視野顕微鏡のイメージングプローブ、フローサイトメトリー、癌の光熱療法、触媒、光電子工学などの多くの用途で使われます。

アプリケーション

• バイオセンサー設計
• 薬物送達
• 比色プローブ
• 細胞取り込み

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