Ludger社は、MS分析でのシステム適合性標準品として使用するペルメチル化 IgG糖鎖ライブラリーを提供しています。また、C12標識ペルメチル化糖鎖と同じMALDIチップスポットで内部標準として使用できるC13バージョンも提供しています。

炭水化物の構造解析はバイオ医薬品の特性として求められます。具体的には、分子量、単糖類およびそれらの立体配置や立体配座異性体の組成、単糖残基の配列、分岐および官能基の有無や位置、単糖間結合の決定が求められています。
質量分析 (MS)は、分子量を決定する有用なツールですが、様々な構造が混在すると感度は低くなってしまいます。炭水化物には、カルボキシル基、アミノ基、硫酸基、リン酸基が存在し、その性質や位置、ならびに糖鎖内の位置の決定には困難を要する場合があります。糖鎖のペルメチル化は、水素基をメチル基に変換し、グリカンを疎水性にします。この変換はシアル酸を安定化させ、質量測定においてシグナル強度を増加させることが可能です。
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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IgG N-glycan library (Permethylated)![]() |
LUD | CPM-IGG-01 | 1 VIAL [approx 20 MS runs] |
¥50,000 |
IgG N-glycan library (Permethylated)![]() |
LUD | CPM-C13-IGG-01 | 1 VIAL [approx 20 MS runs] |
¥50,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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