« 「SignalChem社 活性型 キナーゼ」トップへ
PLK4(Polo様キナーゼ4)はセリンスレオニンタンパク質キナーゼのPoloファミリーメンバーである。中心体に存在する微小管を基礎とした複雑構造である中心小体に局在し、細胞周期の際に中心小体複製を制御する。ヒト細胞において、PLK4の過剰発現により既存の中心小体周辺での複数の前中心子の同時形成を引き起こし、これにより中心小体増幅とPlk4誘導性中心小体生合成が生ずる。Plk4遺伝子量の減少により、有糸分裂の誤りと癌発生の可能性が上昇する。