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記事ID : 35970
研究用

PMC ブランドのコーティング溶液

コーティング試薬

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培養容器にコーティングする必要がある細胞培養に適した PMC ブランドのコーティング溶液です。希釈せずにそのまま、すぐにお使いいただけます(Ready-to-use)。

フィブロネクチンコート溶液

  • ウシ・血漿由来、濃度 20 μg/mLに調整されています。
  • マウス心筋細胞(品番:CMC12C)の培養に使用されています。

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図1. マウス心筋細胞(品番:CMC12C)

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
フィブロネクチン コート溶液
Fibronectin coat solution詳細データ
PMC SFN01 12 ML
¥12,000

コラーゲンコート溶液

肝細胞(品番:HPC01P、HPC03P)、軟骨細胞(品番:CHC04C)、間葉系幹細胞(品番:MSA01C、MSA11C 他)、ラット心筋細胞(品番:CMC02 他)など、様々な細胞の培養に広く用いられています。

PMC_SFN01_02.jpg

図2. マウス肝細胞
(品番:HPC03P)

BTI_301051_03.jpg

図3. ウサギ軟骨細胞
(品番:CHC04C)

PMC_SFN01_04.jpg

図4. マウス脂肪由来間葉系幹細胞
(品番:MSA11C)

 
品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
コラーゲン コート用溶液
Collagen coating solution, Bovine詳細データ
PMC SCO 100 ML
¥6,500

0.1% ゼラチンコート溶液

ヒトiPS細胞やマウスES細胞などの培養に使用されています。

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図5. マウス胎児由来線維芽細胞(品番:MEF-01C)上に培養したマウスES細胞

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
0.1% ゼラチン コート溶液
0.1% Gelatine Coating solution詳細データ
PMC GEL-01 500 ML
¥7,000

ε-ポリ-L-リジン コーティング溶液

ε-ポリ-L-リジンは、コーティング剤として従来使用されている α 結合したポリリジンに代えて、リジンの ε 位のアミノ基がカルボキシル基と結合したポリリジンです。 従来のポリリジンと比較して細胞毒性が低く、良好な細胞接着性を得られるコーティング剤となります。
本製品は細胞培養容器のコーティング用に、ε-ポリ-L-リジンを至適濃度に調製したコーティング溶液です。希釈等の必要はなくそのままご使用いただけます。

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図6. LLC-PK1細胞株(ブタ腎臓由来)

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
ε-ポリ-L-リジン コーティング溶液
ε-Poly-L-lysine coating solution詳細データ
PMC SPL01 100 ML
¥5,000
ε-ポリ-L-リジン コーティング溶液
ε-Poly-L-lysine coating solution詳細データ
PMC SPL01 5*100 ML
¥22,000

マクロファージ接着防止コーティング剤

マクロファージは一般的にプラスチック製の培養器材(遠沈管、ピペット等)の表面に接着しやすい細胞です。マクロファージの多くは炎症性/抗炎症性の2つの側面を持ち、プラスチック表面に接着したマクロファージを剥離することはマクロファージへのダメージとなり、マクロファージの性質を変化させることに繋がります。また、マクロファージのプラスッチック表面への接着速度は非常に早く、遠沈管やピペットへ多量に接着してしまい、貴重な細胞を失うことにもなります。
本製品は、プラスチック製の様々な培養器材の表面をコーティングすることができ、マクロファージが器材に接着することを防ぐことができます。器材に接着し細胞数が減ることがなく、実験に必要な細胞を確保することができます。

 

特長

  • 培養作業に使う遠心チューブやピペットを本製品でコーティングすることで、チューブやピペットへのマクロファージのロスを防げる
  • チューブやピペットへの接着や剥離の刺激を受けないため、マクロファージへのダメージが防げる

 

使用例・製品データ

初代ミクログリア(品番:MGC57)を用いた実施例

初代ミクログリアの培養フラスコ(75 cm2 フラスコ x 1 枚)から、半量を通常のプラスチック製遠心チューブ及びピペットを使ってミクログリアを回収し(コーティング剤無し)、残り半量を本製品でコーティングした遠心チューブ及びピペットを使ってミクログリアを回収した(コーティング剤有り)。回収したミクログリアをそれぞれ 24 well 培養プレートに播種した。

 

<結果> コーティング剤有りの場合で、明らかに回収できたミクログリアの細胞数は多かった。

  • コーティング剤無し:2.2 × 105 cells / 75 cm2 Flask
  • コーティング剤有り:4.8 × 105 cells / 75 cm2 Flask
pmc-coating-reagent_01.jpg

コーティング剤無し
コーティング剤無しの well では細胞数も少なく、細胞が破裂したり、接着できずに死んだ細胞が認められた。

pmc-coating-reagent_02.jpg

コーティング剤有り
コーティング剤有りの well では細胞数も多く、細胞の破裂や死細胞はほぼ認められなかった。

 
品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
マクロファージ接着防止コーティング剤
Macrophage Anti-adhesive Coating詳細データ
PMC MAA-50 50 ML
¥27,000

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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