微生物限度試験済みで細胞培養に使用可能な、高純度5-アミノレブリン酸(5-ALA)を販売しております。

微生物限度試験済みで、細胞培養に使用可能! 5-アミノレブリン酸;5-ALA(微生物限度試験済み)
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背景
5-アミノレブリン酸(5-ALA)とは?
5-アミノレブリン酸(5-ALA)は、クロロフィルやヘムの共通前駆体として生物に内在する化合物です。ALAを高濃度で投与した場合、悪性腫瘍などの部位特異的にプロトポルフィリIX(PP IX)へ代謝蓄積され、強い光増感作用が起こることが知られています。
この性質から5-ALAは、除草剤や光線力学療法(PDT)に応用されています。また、低濃度で用いることで、植物の生育促進、収量・品質の向上が図られることも知られています。
【分子式】 NH2CH2CO(CH2)2COOH・HCl = 167.6
特長
- >98%(HPLC)の高純度です。
- 微生物(細菌・真菌)限度試験済みです。
- 粉末(結晶)で、水に易溶です(500 g/L以上)。
適用
5-ALAは、下記のような様々な研究分野で用いられています。適用濃度については、参考文献をご覧ください。
- 微生物によるヘム酵素(P450等)の大量発現に(1)
- 植物に対する生育促進活性・緑色向上活性の研究に(2)
- 微生物・動物細胞培養の培地成分に(3)
- 過剰なポルフィリン蓄積による活性酵素の発生を利用した研究に(4)(5)
- 癌診断の研究に(6)
【参考文献】
1. Imai T. et al. J. Biol. Chem. 268, 19681-19689, (1993).
2. Hotta Y et al. Plant Growth Regulation, 22, 109-114, (1997).
3. Nakayashiki T. et al. Genes Genet. Syst. 71, 237-241, (1996).
4. Rebeiz CA et al. Enzyme Microb. Technol. 6, 390-401, (1984).
5. Grant WE et al. The Lancet, 342, 147-148, (1993).
6. Kamasaki N. et al. J. Jpn. Soc. Laser Surgery Medicine, 22, 255-262, (2001).
保存方法
- 1%以上での溶液保存は行わないでください。
- pH 7以上では非常に不安定です。1%溶液は、pH 5以下で2日間、pH 2.35以下では1ヵ月安定です。
- アルカリで分解され、二量体(ピラジン)を生成します(不可逆)。分解温度は156-158℃です。
- 滅菌には、フィルター濾過をおすすめします。
5-アミノレブリン酸;5-ALA(微生物限度試験済み)
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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5-Aminolevulinic acid hydrochloride (5-ALA) (Cell Culture Tested)![]() |
CRI | AL-05-1 | 1 G |
¥32,000 |
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CRI | AL-00-1 | 1 G |
¥20,000 |
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CRI | AL-00-2 | 5 G |
¥80,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
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