アルツハイマー研究に有用なcdk5/p25 リコンビナントタンパク質を販売しております。
背景
サイクリン依存性キナーゼ5(cdk5)について
細胞分裂はサイクリン依存性キナーゼ(cdk)と呼ばれるリン酸化酵素によって促進されています。そのうちサイクリン依存性キナーゼ5(cdk5)だけは細胞分裂をしない脳内神経細胞で活性がみられるユニークなcdkとして知られています。
近年このcdk5とその活性化サブユニットであるp25がアルツハイマー病の発症に関与している可能性が示唆されています。正常な脳内ではp25はp35として存在していますが、アルツハイマー病ではp35がタンパク分解酵素カルパインによって切断されp25に変化します。cdk5/p25複合体により細胞内の微小管結合タンパク質であるタウタンパク質が過剰リン酸化され、神経原繊維変化が引き起こされることで細胞死を加速すると考えられています。
本製品は、公立大学法人首都大学東京の研究成果有体物の利用許諾を受けています。
cdk5/p25 リコンビナントタンパク質
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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Cdk5/p25 (active), Human![]() |
CSR | SDT-02-CP25 | 10 UG |
¥30,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
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