マウス並びにラットの血漿および血清中に含まれるウロコルチン3 を測定するためのEIAキットです。
本キットはウロコルチン1(マウス、ラット)、ウロコルチン1(ヒト)、ウロコルチン2(マウス)、ウロコルチン2(ラット)、ACTH(マウス、ラット)、ACTH(ヒト)、CRF(マウス、ラット、ヒト)との交差反応性が極めて低く、マウス並びにラットの血漿および血清中におけるウロコルチン3 を特異的かつ高感度に測定できます。
マウス並びにラットの血漿および血清中に含まれるウロコルチン3 を測定するためのEIAキットです。
本キットはウロコルチン1(マウス、ラット)、ウロコルチン1(ヒト)、ウロコルチン2(マウス)、ウロコルチン2(ラット)、ACTH(マウス、ラット)、ACTH(ヒト)、CRF(マウス、ラット、ヒト)との交差反応性が極めて低く、マウス並びにラットの血漿および血清中におけるウロコルチン3 を特異的かつ高感度に測定できます。
ウロコルチンはCRF(コルチコトロピン放出因子)ファミリーに属する新しいニューロペプチドとして分類され、現在、ウロコルチン-1,-2,-3 の3種類の存在が知られています。マウスウロコルチン3 は38アミノ酸残基により構成されています(1)。CRFは視床下部から分泌され、脳下垂体のACTHの放出を刺激し、ステロイドホルモンを分泌させることにより、ストレス機能の調節などに関与していると考えられています。また、CRF受容体として、急性ストレス応答に関与する1型受容体とストレスから引き起こされる不安解消・食欲不振・血圧低下などに関与する2型受容体があります。ウロコルチン2および3はこのCRF2型受容体に強く結合するリガンドとして注目されています。中でもウロコルチン3 はCRF2型受容体に特異的に結合し、ストレス時の不安緩和や、ストレス条件下における摂食や食欲抑制などの胃腸運動の調節作用を示すことが明らかになってきました(2)。このような作用はストレス関連疾患の新規治療薬の開発に応用できることが期待されます(3)。また、高カリウム、ホルスコリン、グルコースなどにより、マウス膵臓β細胞からウロコルチン3 が分泌されることが報告されているほか(4)、ウロコルチン3 によりラット分離膵島からグルカゴンとインスリンが分泌されることが明らかになってきており(4)、ウロコルチン3 がCRF2型受容体を介して局部的にグルカゴンとインスリンの分泌を調節している可能性が示唆されています(4)。
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
マウス/ラット ウロコルチン 3 EIA キット / Urocortin 3, EIA Kit, Murine |
YII | YK200 | 1 KIT |
¥86,000 |
マウス ウロコルチン 2 EIA キット / Urocortin 2, EIA, Mouse |
YII | YK190 | 1 KIT [96_well] |
¥86,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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