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記事ID : 45363
研究用

生体サンプル中のアルカリホスファターゼ (AP) 活性を測定する比色酵素アッセイ QUANTI-Blue™

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QUANTI-Blue™ 溶液は、細胞培養上清のような生体サンプル中のアルカリホスファターゼ (AP) 活性を測定するために開発された比色酵素アッセイです。96ウェルプレート(標準)および1536ウェルプレート(ハイスループット スクリーニング用)での使用に最適化されています。

QUANTI-Blue™ 溶液は、APまたはSEAP活性の検出および定量に使用できます。分泌型胚性アルカリホスファターゼ(SEAP)は胎盤APの切断型であり、広く使用されているレポーター遺伝子です。SEAPは細胞培養上清に分泌されるため、細胞内レポーターより多くの利点があります。

InvivoGen社は、SEAPレポーター遺伝子を持つレポーター細胞株の幅広いコレクションを提供します。

特長

  • 操作時間が短い:< 10分間
  • 調製が簡単:QB試薬とQBバッファーを水と混ぜるだけ
  • 高感度
  • 広いダイナミックレンジ
  • 高い飽和閾値
  • ハイスループットスクリーニング(HTS)対応

APまたはSEAPの存在下では、QUANTI-Blue™の色がピンクから紫/青に変化します。紫/青の色の濃さはAPの活性を反映しています。APのレベルは、肉眼で定性的に測定することも、分光光度計を用いて620 〜 655 nmで定量的に測定することもできます。

手順 概要

QUANTI-Blueの手順1
QUANTI-Blueの手順2
 

仕様

物理化学的特性 pH、外観
機能特性 SEAP発現レポーター細胞のアルカリホスファターゼを使用した細胞アッセイ

手順 詳細

QUANTI-Blueを使った実験の手順1

1.データシートに従ってQUANTI-Blue™溶液を準備します。96ウェル プレートのウェルごとにQUANTI-Blue™溶液 180 µlを分注します。

QUANTI-Blueを使った実験の手順2

2.SEAP発現細胞の培養上清 20 µl を各ウェルに加えます。

QUANTI-Blueを使った実験の手順3

3.37°Cで15分から6時間インキュベートした後、マイクロプレートリーダーを使用して620 〜 655 nmの光学密度(OD)を測定します。

QUANTI-Blue™溶液

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
QUANTI-BlueTM Solution new詳細データ ING REP-QBS 5 ML
[100X]
¥54,000
QUANTI-BlueTM Solution new詳細データ ING REP-QBS2 10 ML
[100X]
¥90,000
QUANTI-BlueTM Solution new詳細データ ING REP-QBS3 20 ML
[100X]
¥160,000

製品使用文献

  1. 2023 Cell Commun Signal DOI: 10.1186/s12964-023-01299-7 A novel highly selective allosteric inhibitor of tyrosine kinase 2 (TYK2) can block inflammation- and autoimmune-related pathways. Chen C.X. et al.
  2. 2023 Biochim Biophys Acta Gen Subj. DOI: 10.1016/j.bbagen.2023.130483 Zika virus NS4B protein targets TANK-binding kinase 1 and inhibits type I interferon production. Sarratea M.B. et al.

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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「QUANTI-Blue™」は、下記のカテゴリーに属しています。

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