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記事ID : 43567
研究用

フローサイト用FITC標識抗体のネガティブコントロールに FITC標識ウサギIgG アイソタイプコントロール

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背景

アイソタイプコントロールは「ターゲットタンパク質に対する特異性を欠くが、アプリケーションで使用される一次抗体のクラスおよびタイプに一致する一次抗体」です。アイソタイプコントロールは、非特異的なバックグラウンドシグナルと特異的な抗体シグナルを区別するためのネガティブコントロールとして使用されます。
本抗体 (品番:RIC-001-F) は、表面染色フローサイトメトリーにおいて使用する、FITC結合ウサギ一次抗体のネガティブコントロールとして使用することを目的に開発されたものです。

特長

商品名 FITC標識ウサギIgG アイソタイプコントロール (Rabbit IgG Isotype Control-FITC)
品番 RIC-001-F
タイプ ウサギポリクローナル
アプリケーション FC (フローサイトメトリー)
標識 FITC
アイソタイプ Rabbit IgG
精製方法 未免疫ウサギの血清をプールし、IgG画分をプロテインAカラムで精製した。
商品形態 凍結乾燥粉末(Lyophilized powder)
溶解方法(再構成) 50µLのdouble distilled water (DDW)に溶解ください。溶解後の溶媒はPBS, pH 7.4, 1% BSA, 0.05% NaN3となります。
溶解後の濃度 1mg/mL
溶解後の保管方法 溶解後の抗体液は、4℃で1週間まで保存できます。それ以上の期間は、少量の分注物を-20℃で保存ください(凍結融解の繰り返しは避けてください)。 使用前に抗体液を遠心 (10000×g 5分)してください。

適用例

ALO_RIC001F_01.png
図1.Rabbit IgG Isotype Control-FITC (品番 RIC-001-F) の有効性の確認例1
生きたインタクトなマウス J774 マクロファージ細胞株を用いた。
MERTK細胞外領域を認識する抗体を用いてダイレクトフローサイトメトリーを行った。
(A) Fcブロックなし。(B)Fcブロックの存在下。
黒:細胞のみ
青:細胞+ FITC標識抗ウサギIgGアイソタイプコントロール(品番 RIC-001-F, 2.5µg)
緑:細胞+ FITC標識抗MERTK(細胞外領域)抗体(品番 ATR-033-F, 2.5µg)

Rabbit IgG Isotype Control-FITC (#RIC-001-F) の有効性の確認例2

図2.Rabbit IgG Isotype Control-FITC (品番 RIC-001-F) の有効性の確認例2
生きたインタクトなヒトJurkat T細胞白血病細胞株を用いた。
GPR91細胞外領域を認識する抗体を用いてダイレクトフローサイトメトリーを行った。
黒:細胞のみ
青:細胞+ FITC標識抗ウサギIgGアイソタイプコントロール(品番 RIC-001-F, 2.5µg)
緑:細胞+ FITC標識抗GPR91/SUCNR1(細胞外領域)抗体(品番 ASR-090-F, 2.5µg)

商品リスト

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
IgG Isotype Control-FITC, Rabbit, Fluorescein Isothiocyanate詳細データ ALO RIC-001-F 50 UL
¥71,000

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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