ラット 細胞培養上清・血清に含まれる IL-1β(インターロイキン-1β)をサンドイッチELISA法で比色定量するキットです。
背景
IL-1(インターロイキン1) は、主に血管内皮細胞と活性化マクロファージに発現しているIL-1α、IL-1β、IL-1Rα (受容体アンタゴニスト)で構成されているサイトカインファミリーです。IL-1αとIL-1βは、炎症を誘発するサイトカイン産生と細胞活性化を誘導し、視床下部の制御を中心的に司り、発熱を引き起こします。IL-1αとIL-1βからの信号は、両者のサブユニットであり、IL-1R1とIL-1 受容体アクセサリータンパク質で構成されたIL-1 受容体(IL-1RAcP)を経て送信されます。IL-1RAcPは、IL-1のシグナル伝達に重要であり、IL-1受容体関連キナーゼ(IRAK)を受容体複合体に受け渡し、NF-κB経路の活性化が開始されます。
特長
- 適用サンプル:ラット 細胞培養上清・血清
- 検出限界:4 pg/mL
- 検出範囲:31.3〜2,000 pg/mL
- アッセイ時間:最大4時間
- ready-to-use
構成内容
- スタンダード
- スタンダード希釈液
- マイクロタイタープレート
- ストレプトアビジン-HRP 濃縮液
- ストレプトアビジン-HRP 希釈バッファー
- ビオチン標識抗体
- 洗浄バッファー濃縮液
- TMB溶液
- 停止溶液
ラット IL-1β (インターロイキン-1β)測定ELISAキット
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
IL-1β, ELISA kit, Rat | ENZ | ADI-900-131A | 96 WELL |
¥161,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について
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