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記事ID : 14132
研究用

RIPAバッファー/Santa Cruz Biotechnology社 RIPA Lysis Buffer

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RIPA バッファー

RIPA Lysis Buffer(Radioimmunoprecipitation Buffer)は、細胞や組織の溶解に使用される溶解バッファーで、NP-40 や Triton X-100 よりも強い変性能力を有しているため、特に核抽出物調製における核膜の破壊に有用です。

サンタクルズ (Santa Cruz Biotechnology/SCB)社では、哺乳動物の細胞および組織の溶解に最適な、RIPAバッファーとプロテアーゼ阻害剤がセットになった高品質 「RIPA Lysis Buffer System」(品番:SC-24948/SC-24948A)をお届けします。

 

特長

  • 哺乳動物の細胞および組織の溶解にご使用頂けます。
  • RIPAバッファーとその他必要な試薬(プロテアーゼ阻害剤など)が4本セットになっている大変便利な商品です。
    (詳細は下記「構成内容」を参照ください。)

構成内容

品番: sc-24948,50 mL

  • バイアル 1: 50 mL 1X 溶解バッファー(1X lysis buffer)(pH 7.4 ±0.1)
  • バイアル 2: 500 μL (200mM) PMSF in DMSO
  • バイアル 3: 500 μL プロテアーゼ阻害剤カクテル(protease inhibitor cocktail in DMSO)
  • バイアル 4: 500 μL (100mM) オルトバナジン酸ナトリウム水溶液(sodium orthovanadate in water)

品番: sc-24948A,500 mL

  • バイアル 1: 500 mL 1X 溶解バッファー(1X lysis buffer)
  • バイアル 2: 5 mL (200mM) PMSF溶液(in DMSO)
  • バイアル 3: 5 mL プロテアーゼ阻害剤カクテル(protease inhibitor cocktail in DMSO)
  • バイアル 4: 5 mL (100mM) オルトバナジン酸ナトリウム水溶液(sodium orthovanadate in water)

使用方法

  1. 細胞溶解前に、1×RIPA 溶解バッファー 1mlあたりPMSF溶液 10μl、オルトバナジウム酸ナトリウム水溶液 10μl および プロテアーゼ阻害剤カクテル溶液 10〜20 μl を加え、完全なRIPAバッファーを調製します。
  2. 調製したRIPAバッファーをサンプルに加えます。
    [組織]‐組織1g あたり、RIPAバッファー 3ml
    [細胞懸濁液]‐ 2.0x107 細胞あたり RIPAバッファー 1ml
    [細胞単層(subconfluent)]‐100 mmプレート上の細胞単層あたり、0.6ml

サンタクルズ社推奨のウエスタンブロッティングプロトコルはこちら外部リンク

参考文献
  1. Poirier, F., et al. 1982. Int. J. Cancer. 29: 69-76. PMID: 6277805
  2. DeSeau, V., et al. 1987. J. Cell. Biochem. 35: 113-128. PMID: 2448318
  3. Bolen, J.B., et al. 1987. Oncogene Res. 1: 149-168. PMID: 2453014
  4. Ngoka, L.C. 2008. Proteome Sci. 6: 30. PMID: 18950484

RIPA Lysis Buffer System

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
RIPA Lysis Buffer System詳細データ SCB SC-24948A 500 ML
¥50,000
RIPA Lysis Buffer System詳細データ SCB SC-24948 50 ML
¥8,000

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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