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ROR1 は、細胞表面受容体のROR サブファミリーに属するグリコシル化 I 型膜タンパク質で、細胞の増殖、分化、遊走、代謝などの 最も基本的な細胞プロセスの制御において役割を果たすことが知られている。ROR1 タンパク質は、多くのヒト乳癌で発現しており、 ROR1 の乳腺癌における高発現は、侵攻性疾患に関連する。ROR1 の発現をヒト乳癌細胞株でサイレンシングすると、in vitro において細胞の成長が阻害され、免疫欠損マウスにおいても同様であることが報告されている。