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商品情報

記事ID : 43150
研究用

SARS-CoV-2 SpikeとACE2受容体の結合阻害剤のスクリーニングに SARS-CoV-2 Spike S1/ACE2 Binding, Inhibitor Screening Kit

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図1. SARS-CoV-2 感染機構(細胞侵入機構)

世界的に大流行している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の原因ウイルス(SARS-CoV-2)の細胞への感染は、ウイルス膜表面から突出したSpike タンパク質が体細胞のアンジオテンシン変換酵素2(ACE2)受容体に結合することから始まります(図1)1。Spikeタンパク質は2つのサブユニットから構成され、S1 サブユニットはACE2 受容体との結合、S2 サブユニットはウイルス膜と細胞膜の融合に関与します2。本キットはSpike タンパク質S1 サブユニットとACE2 受容体タンパク質の結合を、リコンビナントタンパク質を用いて測定可能なキットです。被験物質存在下における結合能を測定することで、阻害剤の探索を行うことができます。

マルチウェルプレート上にヒトACE2タンパク質(ACE2-His tag)を固相化し、SARS-CoV-2 Spike タンパク質S1サブユニット(S1-Fc tag)を結合させます。ACE2-His tagタンパク質とS1-Fc tagタンパク質の結合は、Anti-Mouse IgG-HRP を用いて検出します。S1-Fc tag タンパク質反応時に被験物質を共に添加することで、被験物質による結合阻害活性を評価することが可能です(図2)。

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図2. 本キットの測定原理

 

特長

  • リコンビナントタンパク質と抗体を用いたシンプルな検出系
  • 阻害剤のポジティブコントロールをセット
  • 安定した測定系と高い再現性

構成内容

  • ACE2-His tag(リコンビナントタンパク質)
  • S1-Fc tag(リコンビナントタンパク質)
  • Anti-Mouse IgG HRP(抗体)
  • Assay Buffer
  • Wash Buffer
  • Substrate Solution(TMB)
  • Stop Solution(0.6N H2SO4
  • Inhibitor Control

(Ni コート 96 ウェルプレートは含まれておりません。ご用意ください。)

測定例

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図3 Inhibitor ControlによるS1/ACE2タンパク質の結合阻害
段階希釈したInhibitor Controlを添加し、吸光度を測定した。測定値は添加なしの場合を1とした相対値で表記した。

 

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図3 様々なサンプルによる測定例
市販発酵食品抽出液および市販歯磨抽出液をそれぞれ段階希釈(0.16、0.8、4、20%)してサンプル溶液とし、S1/ACE2タンパク質の結合阻害活性を比較した。測定値はサンプル添加なしの場合を1とした相対値で表記した。Inhibitor Controlは0.8xで使用。

参考文献
  1. Shang, J. et al. Cell entry mechanisms of SARS-CoV-2. Proc. Natl. Acad. Sci. USA 117, 11727-11734 (2020)
  2. Huang, Y., Yang, C., Xu, X. feng, Xu, W. & Liu, S. wen. Structural and functional properties of SARS-CoV-2 spike protein: potential antivirus drug development for COVID-19. Acta Pharmacol. Sin. 41, 1141-1149 (2020)

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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