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記事ID : 45592
研究用

ioSensory Neurons ヒトiPS 細胞由来感覚ニューロン | Bit Bio社

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ioSensory Neurons はヒト iPS 細胞由来感覚ニューロンです。細胞には、ドキシサイクリンで転写因子の発現を誘導可能な「opti-ox」カセット が組み込まれており、細胞融解後、ドキシサイクリンを添加し培養することで感覚ニューロンへ分化、成熟させます。

特長

  • 純度が高い:培養開始後7 日目までに、侵害受容の特徴をもつ感覚ニューロンが得られる ( 純度99% 以上、single cell RNA-seq で確認済み)。
  • 機能的:TRP アゴニストに応答したカルシウム流入が見られる。自発活動と機能的侵害受容性の表現型を示す。
  • 簡便:1 種類の培地、2 ステップのプロトコールで分化・成熟させることが可能。

仕様

細胞由来 ヒト iPS 細胞
ドナー 白人成人男性(皮膚繊維芽細胞 )
核型 Normal (46, XY)
包装 Small: >2 x 106 cells
品質確認方法 ・ 免疫染色
・ RT-PCR
推奨播種密度 60,000 cells/cm2
使用可能なプレート 6、12、24、96、384 well plate

 

簡便な培養

BIT_IO1024S_03.png
本製品は感覚ニューロンの前駆細胞として凍結保存した状態で提供され、推奨培地で培養することにより急速に成熟します。

製品データ

細胞の形態

BIT_IO1024S_05.jpg
培養4日目にニューロンが確認され、7日目には神経ネットワークが確認された。(10X)

マーカータンパク質の発現

A
マーカータンパク質の発現1
培養開始後14 日目の細胞について、BRN3A ( 赤)、ISL1( マゼンタ)、PRPH ( 赤)、神経細胞マーカーであるMAP2 ( 緑) およびTUBB3 ( 緑) の発現を確認した。

Single cell RNA-seqによるマーカー確認

BIT_IO1024S_06.jpg
BIT_IO1024S_07.jpg
培養7日目までに、感覚ニューロンマーカーであるISL1、ISL2、PRPH、BRN3Aおよび神経細胞マーカーであるTUBB3とMAP2の発現が確認された( 純度99% 以上)。また、ほとんどの細胞で侵害受容体マーカーであるNTRK1とTRPV1の発現が確認された。

ioSensory Neurons の自発活動は時間の経過とともに増加する

BIT_IO1024S_08.jpg
培養6日目から17日目のニューロンの成熟期において、時間の経過とともに自発的な活動が増加した。
(A)発火率、(B)スパイク振幅、(C)活動電極の割合

ioSensory Neurons は機能的な侵害受容体のフェノタイプを示す

マーカータンパク質の発現
温度感受性TRP チャネルであるTRPV1 、TRPM3 、TRPM8 を標的とするアゴニスト ( カプサイシン、CIM0216、WS12) で培養開始後14 日目のioSensory Neurons を刺激し、カルシウム流入イメージングを行った。アクティブトレースは、刺激により各細胞のカルシウム流入が上昇したことを示す。ioSensory Neuronsは、培養開始後14 日以内に機能的な侵害受容体の表現型を獲得している。

ヒトiPS 細胞由来感覚ニューロン

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
ioSensory Neurons - Human iPSC-derived Sensory neurons BIT IO1024S 1 VIAL
[2 x 10^6 cells/vial]
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商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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