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SLK(LOSK)はSte20様タンパク質キナーゼであり、微小管および中心体に付随する。ドミナントネガティブな変異体またはRNAiによるSLK活性阻害により焦点の定まらない微小管配置が生ずることから、SLKは微小管編成およびゴルジ複合体の適切な局在化に必要であることが示唆される。CK2が関与する状況下においてv-Src発現によりSLK活性が下方制御され、これによりSLKが直接リン酸化されSLK活性が阻害されるが、c-SRC形質転換細胞においてCK2を阻害すると正常なSLK活性がみられる。CK2およびSLKは、フィブロネクチンに覆われた基質に広がった線維芽細胞上で共存する。