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免疫チェックポイント分子は活性化したT細胞やがん細胞の細胞膜に存在し、がん細胞による免疫逃避機構に使用されています。これら免疫チェックポイント分子は血液中にも可溶化した状態で存在し、様々な自己免疫疾患との関連性や、免疫チェックポイント阻害薬耐性への関与などが報告されています。
シスメックス社では、全自動高感度免疫測定装置HI-1000を用いて血液中の可溶化免疫チェックポイント分子（sPD-L1, sPD-1, sCTLA-4）を測定します。
特長
- 全自動高感度免疫測定装置HI-1000を用いた高い再現性
- 高感度かつ広範囲の測定レンジ
- 少量の血液サンプル（血清、血漿）から測定可能
測定データ
図1 検量線と測定範囲
sCTLA-4、sPD-1、sPD-L1いずれも低濃度からの測定が可能
参考文献
・Analytical performance of a new automated chemiluminescent magnetic immunoassays for soluble PD-1, PD-L1, and CTLA-4 in human plasma Scientific Reports 2019; vol. 9, 10144
参考価格・標準納期・サンプル
- 参考価格
10,000円/検体/測定項目
最低発注量：20テスト（検体数×測定項目） - 標準納期
検体受領後約1ヶ月
時期によって変動する可能性がございます。 - サンプル
サンプル種：血清もしくは血漿（ヒトのみ）
必要サンプル量：>100 µL (1測定項目当たり)
ご提供いただくサンプルについては、インフォームド・コンセントが取得されており、かつドナーの個人情報が特定できないように匿名化されたものである必要がございます。
以下問い合わせ先にご連絡ください。
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