スフィンゴ脂質シグナル伝達カスケードで重要な構成要素である Sphingosine 1-Phosphate (S1P) の抗体です。
背景
スフィンゴシン1-リン酸 (S1P) は、スフィンゴ脂質シグナル伝達カスケードの重要な構成要素で、がんの進行に伴う増殖性、血管新生性、抗アポトーシス性に関わっています。近年では、S1Pが腫瘍細胞から放出される潜在的な強力な腫瘍原性成長因子であり、初期がん検出の新規バイオマーカーになり得ることが示唆されています。スフィンゴシンキナーゼはまた、様々ながんにおいてアップレギュレートされることも示唆されています。
特長
品名 | Sphingosine 1-Phosphate (S1P) Antibody |
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クローン番号 | LT1002 |
交差性 | ヒト |
免疫動物 | マウス |
標識 | なし |
抗原 | Thiolated S1P conjugated to KLH |
適用 | ELISA, IHC |
使用例
図.1 凍結ヒト卵巣組織の免疫組織染色
Sphingosine 1-Phosphate (S1P) 抗体
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
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Anti Sphingosine 1-Phosphate (S1P), (Mouse) , LT1002![]() |
ECL | Z-P300 | 10 UG |
¥28,500 |
Anti Sphingosine 1-Phosphate (S1P), (Mouse) , LT1002![]() |
ECL | Z-P300-2 | 50 UG |
ECL社 ZP300 50 を参照 |
Anti Sphingosine 1-Phosphate (S1P), (Mouse) , LT1002![]() |
ECL | Z-P300-3 | 250 UG |
ECL社 ZP300 250 を参照 |
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