ページの本文へ移動

記事ID : 17072
研究用

細胞膜透過性と細胞内滞留性を有する新たな蛍光試薬 SPiDER-βGal(細胞内滞留型 β-galactosidase 検出蛍光プローブ)

このエントリーをはてなブックマークに追加


本試薬は、β-ガラクトシダーゼとの酵素反応により、キノンメチドと呼ばれる中間体を形成して、近傍のタンパク質中のSH基等の求核性基と安定な共有結合を形成し、蛍光性になります。

背景

従来の β-galactosidase 検出蛍光試薬は細胞内滞留性が低いため、β-galactosidase 未発現細胞と発現細胞を明瞭に区別できないことが課題でしたが、反応した試薬が細胞内タンパク質に固定化されることで優れた細胞内滞留性を有し、その結果、β-galactosidase 発現細胞を一細胞レベルで明確に検出することが可能となります。

特長

  • 生きた細胞・組織を用い、発現細胞の蛍光イメージングが可能
  • GFP法と比べて固定化後も蛍光観察が可能
  • プローブが細胞内に滞留するため、高感度に検出可能

製品データ

蛍光イメージングで β-galactosidase 発現細胞の検出

生細胞
図1. 生細胞
生細胞
図2. 固定化細胞(4%PFA/PBS)
 

図1-2 HEK/LacZ 細胞と HEK 細胞の細胞数比 1:1 試料の SPiDER-βGal による染色画像
緑:SPiDER-βGal 由来、青:Hoechst 33342

[推奨フィルター]
励起:500-540 nm
蛍光:530-570 nm
※共焦点レーザー顕微鏡とフローサイトメーターでは488nm励起により検出した実績があります。

SPiDER-βGal

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
SPiDER-βGal詳細データ CSR SPI01 20 UG
¥18,000
SPiDER-βGal詳細データ CSR SPI01 3*20 UG
¥51,000

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

お問い合わせ

「SPiDER-βGal(細胞内滞留型 β-galactosidase 検出蛍光プローブ)」は、下記のカテゴリーに属しています。

メーカー・代理店一覧

サポート情報

SNSアカウント

オウンドメディア

※当社のWEBサイトはユーザーの利便性を最適にし、それを保証するためにクッキーを使用しています。
 このWEBサイトの利用を継続することで、クッキーの使用に同意することになります。

© COSMO BIO