本試薬は、β-ガラクトシダーゼとの酵素反応により、キノンメチドと呼ばれる中間体を形成して、近傍のタンパク質中のSH基等の求核性基と安定な共有結合を形成し、蛍光性になります。
背景
従来の β-galactosidase 検出蛍光試薬は細胞内滞留性が低いため、β-galactosidase 未発現細胞と発現細胞を明瞭に区別できないことが課題でしたが、反応した試薬が細胞内タンパク質に固定化されることで優れた細胞内滞留性を有し、その結果、β-galactosidase 発現細胞を一細胞レベルで明確に検出することが可能となります。
特長
- 生きた細胞・組織を用い、発現細胞の蛍光イメージングが可能
- GFP法と比べて固定化後も蛍光観察が可能
- プローブが細胞内に滞留するため、高感度に検出可能
製品データ
SPiDER-βGal
品名 | メーカー | 品番 | 包装 | 希望販売価格 |
---|---|---|---|---|
SPiDER-βGal![]() |
CSR | SPI01 | 20 UG |
¥18,000 |
SPiDER-βGal![]() |
CSR | SPI01 | 3*20 UG |
¥51,000 |
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。
※ 表示価格について