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SRPK2は細胞周期調節タンパク質キナーゼのセリンアルギニン(SR)タンパク質特異的キナーゼファミリーメンバーであり、核小斑点のSRドメイン含有タンパク質をリン酸化しmRNA前駆体のスプライシングを媒介する。SRPK2のノックダウンによりセリンアルギニンドメインをもつヒトPRP28タンパク質の低リン酸化が生じ、tri-snRNPを付随したPRP28の不安定化が生ずる。HeLa細胞におけるRNAi実験より、SRPK2が細胞生存率に必須であり、またスプライセオソームB複合体形成に必要であることが示されている。