ページの本文へ移動

記事ID : 37183
研究用

シグナル伝達カスケードとエフェクター機能を結びつける翻訳後機構の研究に SUBE1 リコンビナントタンパク質

このエントリーをはてなブックマークに追加

SUBE1は、低分子ユビキチン様修飾因子(small ubiquitin-like modifier;SUMO)相互作用モチーフが可動性のリンカーで連結され、タンデムに配置された構造を含む、リコンビナントタンパク質です。N-末端のGST-タグとHis-タグおよびC-末端のSV5タグを用いてE.coli細胞で発現させたものです。

背景

SUMOは、タンパク質局在化、転写、DNA修復、または細胞周期進行を制御する重要な細胞因子の翻訳後修飾に関与するユビキチン様タンパク質です (1)。哺乳類では、SUMO1、SUMO2、およびSUMO3といった3種のSUMO分子がタンパク質のSUMO化に関与します (2)。熱ショック、酸化ストレス、またはプロテアソーム阻害剤といった一般的な細胞傷害に応答して、タンパク質のSUMO化レベルが著しく上昇します (3)。SUMO相互作用モチーフ(SUMO interacting motif ;SIM)は、非共有結合的にSUMOと相互作用します。通常SIM単独ではSUMOへの親和性が低く、クラスターを形成したSIMsがSUMOへの結合能を増大させて、ポリSUMO鎖と効率よく相互作用すると考えられます。

SUBE1は、RNF4のSIM2とSIM3モチーフのタンデム反復配列をもつGST-融合タンパク質であり、細胞/組織由来のSUMO化タンパク質を捕捉するために高い親和性を示すように設計されており (1)、エフェクター機能をもつシグナルカスケードにつながる翻訳後修飾のメカニズムの研究を促進します。バイオマーカーの新規スクリーニング開発での有用の可能性があります。

SUBE1
図1 SUBE1

製品データ

熱ショック誘導したHeLa細胞由来のSUMO化タンパク質をウェスタンブロット

図2 熱ショック誘導したHeLa細胞由来のSUMO化タンパク質をウェスタンブロット

インプット (Input)、フロースルー画分(FT)、および結合サンプル(Bound)において、SUBE1に捕捉されたSUMO化タンパク質を抗-SUMO-2/-3抗体を用いてウェスタンブロットで分析。GSTコントロール (品番:G52-30H) はバックグラウンドレベルを示す。
アッセイ設定と実行方法はアッセイプロトコールに記載の通り。

参考文献

Silva-Ferrada E. et al. Analysis of SUMOylated proteins using SUMO-traps. Sci Rep 3. 2013,1690.
Sarge K. D. et al. SUMO and its role in human diseases. Int Rev Cell Mol Biol. 2011, 288:167-183.
Golebiowski F. et al. System-wide changes to SUMO modifications in response to heat shock. Science signaling. 2009, 2(72)ra24.

SUBE1 リコンビナントタンパク質

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
SUBE1詳細データ SCP S291-340G 5 UG
販売終了
SUBE1詳細データ SCP S291-340G 10 UG
販売終了

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

お問い合わせ

「SUBE1 リコンビナントタンパク質」は、下記のカテゴリーに属しています。

メーカー・代理店一覧

サポート情報

SNSアカウント

オウンドメディア

※当社のWEBサイトはユーザーの利便性を最適にし、それを保証するためにクッキーを使用しています。
 このWEBサイトの利用を継続することで、クッキーの使用に同意することになります。

© COSMO BIO