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TESK2(精巣特異的キナーゼ2)は、N末端タンパク質キナーゼドメインをもつセリンスレオニンキナーゼタンパク質キナーゼであり、タンパク質キナーゼのLIMK/TESKファミリーのTESKサブグループに属する。TESK2のキナーゼドメインは精巣特異的キナーゼ1やLIMモチーフ含有タンパク質キナーゼ(LIMKs)のキナーゼドメインと構造的に類似している。TESK2は精巣と前立腺において優先的に発現し、精子形成において重要な役割を担う。TESK2はコフィリンのSer-3を特異的にリン酸化し、アクチンストレス繊維と接着点の形成を誘導する。