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記事ID : 44324
研究用

NGSライブラリ作製が簡単に! Tn5 Transposase for Tagmentation

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Applied Biological Materials社のTn5 Transposase for Tagmentationは、次世代シーケンス(NGS)ライブラリの生成に使用される、超活性プロテインAタグ付きTn5トランスポザーゼです。この酵素は、DNA(ゲノムDNA、プラスミドDNA、PCRアンプリコン)を断片化し、Illumina社製品と互換性のある配列決定アダプターを付加するというユニークな機能を持っています。本技術は高い再現性を示し、少ないDNAインプット量で、幹細胞、腫瘍、エピジェネティクスなど様々な研究用途に応用することが可能です。

特長

  • One-Stepで切断とタグの挿入が可能
    gDNA、プラスミドDNA、PCR増幅物からNGS用ライブラリを簡単に作製
  • 合理化されたプロセス
    8分でタグメンテーションが可能
  • Illumina社製品で使用可能
    ATAC-Seq、ChIPmentation、CHANGE-seqのために
  • 効率的
    わずか50 ngのDNAで使用可能
  • 高い再現性

構成内容

  • Hyperactive pA-Tn5 Transposase (500 ng/µl)
  • Annealing Buffer
  • Coupling Buffer
  • 5X Tagmentation Buffer

ワークフロー

APB_E094_1.jpg オリゴヌクレオチドアダプターがTn5トランスポザーゼと複合体化し、活性型トランスポゾームとなる。活性型トランスポゾームがgDNAに結合する。
APB_E094_1.jpg トランスポゾームがgDNAにランダムに挿入され、断片化およびアダプターライゲーションが生じる。
APB_E094_1.jpg ライゲーションされたアダプター領域に相補的なプライマーによってフラグメントは増幅され、ライブラリーが生成される。

製品データ

APB_E094_1.jpg
図. 長期間にわたって一貫した再現性の高い結果を得られた
ロードしたトランスポゾームを-20°Cで保存し、1日目、14日目、28日目に50 ngのpShuttle plasmidを用いて55°Cで8分間消化反応を行った。DNAの切断パターンが一定であるため、Fragment Analyzer Traceによって300bp〜500bpの範囲で再現性のあるスメアが検出された。500 bp程度のスメアはシークエンスに理想的である。

Tn5 Transposase for Tagmentation

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Tn5 Transposase for Tagmentation詳細データ APB E094 100 RXN
¥297,000

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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