コラーゲン量の標準化に最適なトータルタンパク質比色定量キット 総タンパク質定量アッセイキット（Total protein assay）

総タンパク質定量アッセイキットは、酸加水分解産物中の総タンパク質量を定量するキットです。あらゆる組織（新鮮，凍結，ホルマリン固定，パラフィン包埋）の酸加水分解産物からタンパク質定量が可能です。アミノ酸の比色定量法を原理としており、特別な装置を必要とせずに迅速で簡便なアッセイを実現します。本製品は酸加水分解サンプル中コラーゲン量の標準化（ノーマライゼーション）に最適です。

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• コラーゲンの測定・定量方法

コラーゲン量の標準化（ノーマライゼーション）

トータルコラーゲンアッセイおよびヒドロキシプロリンアッセイは、生体試料中（培養上清、細胞抽出物、組織ライゼート、組織）のコラーゲン定量に用いられます。

得られたデータの適切な解釈のためには、データを組織の湿重量や乾燥重量、タンパク質量、DNA量などのいくつかの基準量と比較する必要があります。これらの測定のいくつかは、容易ではなく、酸加水分解産物中の試料を直接測定できないため追加のサンプルを必要とする場合があります。コラーゲンやヒドロキシプロリンの定量に用いられた酸加水分解産物から測定することが可能であれば、追加のサンプルや手間のかかる方法が必要でなくなるため有用です。

QuickZyme（クイックザイム / QZM）社の総タンパク質定量アッセイキットは、トータルコラーゲン定量アッセイキット や ヒドロキシプロリン定量アッセイキット で使用した酸加水分解サンプル中のアミノ酸量を簡便に定量できます。水酸化物中のアミノ酸量は、サンプル中タンパク質量の直接的な基準値となります。

トータルコラーゲン定量アッセイキットまたはヒドロキシプロリン定量アッセイキットと組み合わせて使用することで、総タンパク質量あたりに含まれるコラーゲン量またはヒドロキシプロリン量についてのデータを得ることができます。

• 非種特異的に酸加水分解産物中の総タンパク質量を定量
• 多様な組織サンプル（新鮮，凍結，ホルマリン固定，パラフィン包埋）に対応
• 比色定量（測定波長：570nm）
• 広い測定範囲（測定範囲：0.05〜3.0 mg/ml，感度：0.007 mg/ml）
• 特別な装置不要
• 加水分解サンプル中コラーゲン量の標準化（ノーマライゼーション）に最適

＜その他仕様＞

• サンプル量：15μl
• フォーマット：96ウェルプレート

• 接着プレートシール
• アッセイバッファー
• 試薬バッファー
• 呈色試薬 (in dry form)
• タンパク質スタンダード (pre-hydrolyzed in dry form)
• 96ウェルアッセイプレート

総タンパク質定量アッセイキットは、ゲニピン（genipin）と遊離アミノ酸の反応によって生じる青色色素の形成に基づいて測定を行います［1，2］。本製品は、加水分解サンプル中のプロリンとヒドロキシプロリン以外の総アミノ酸量を測定し、測定したアミノ酸量はタンパク質量の基準値になります。直接タンパク質量(mg)に変換できるように加水分解タンパク質スタンダードがキット内に含まれています。酸加水分解組織とタンパク質の測定を、乾燥作業や中和反応なしで行うことができ、生成する呈色反応物は570 nmの吸光度で測定します。

■ アッセイ原理

総タンパク質定量アッセイキット（Total protein assay kit）のスタンダードカーブ：0.047-3.00 mg/ml タンパク質

• 可溶性コラーゲン定量アッセイキット
• トータルコラーゲン定量アッセイキット
• ヒドロキシプロリン定量アッセイキット
• 総タンパク質定量アッセイキット