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記事ID : 17746
研究用

高解像度かつ定量解析が可能な画期的MSイメージング脳内薬物動態解析受託サービス トランスミットーム™【Transmittome™】

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コスモ・バイオ(株)

MSイメージングは、組織中の様々な物質を標識することなく同時に可視化することができる技術であり、薬剤や生体分子の局在解析、さらには組織中での細胞応答を評価するのに有用なツールです。
しかしながら、従来のMSイメージング(MALDI, DESI, LESA-MSイメージング法)は様々な技術的な制約から、高い解像度と定量性を同時に実現することは困難でした。

そこで、名古屋大学 環境医学研究所 脳機能分野 澤田 誠教授らは、定量性に優れた LC-MS/MS とホットメルトフィルムを用いた新たなレーザーマイクロダイセクション (LMD) 技術を組み合わせることで、高い解像度と定量性を実現しました。

特長

  • 低分子化合物や神経伝達物質の多成分同時イメージングにより、脳内薬物動態と神経伝達物質量変化を同時に解析できます。
  • 最大2.7 µm の高解像度分析により単一細胞レベルでの解析が可能です。
  • LC-MS/MS の利用により、脳内の薬物および代謝産物存在量を定量的に測定できます。

測定方法

レーザーマイクロダイセクション (LMD)-LC-MSイメージング システムの測定方法と流れ
図1. 測定方法と流れ
  • Step 1 ホットメルトフィルム (Thermal film) を用いたレーザーマイクロダイセクション (LMD) により得られた組織小片を、位置座標を記憶したままスライドガラス上に回収。
  • Step 2 回収したそれぞれの組織小片から測定分子の抽出
  • Step 3 抽出したサンプルを LC-MS/MS を用いて多成分同時に解析。
  • Step 4 LC-MS/MS での測定結果を用いて画像を構築。

参考文献

  1. LC-MS/MS imaging with thermal film-based laser microdissection Analytical and Bioanalytical Chemistry, January 2018, Volume 410, Issue 2, pp 491?499

測定例

CSR_Transmittome_09.jpg

図2. Pilocarpine の脳内分布と神経伝達物質の同時イメージング解析
レーザーマイクロダイセクションにより回収した組織小片を LC-MS/MS にて分析したところ、各スポット毎に十分なピークを検出した(左下)。LC-MS/MS により得られた各物質の定量データを元に、脳内での濃度分布画像を再構築した(右図)。

測定可能項目例

*リストに含まれない物質の解析をご希望の場合は、お問合せください。

アミノ酸 or 神経伝達物質
成分名 作用 定量限界
Acetylcholine
神経伝達物質
0.68 fmol
Choline
神経伝達物質
0.96 fmol
GABA
神経伝達物質
0.97 fmol
Glu
神経伝達物質
≤ 1.8 fmol
Ser
アミノ酸
≤ 1.8 fmol
Asp
アミノ酸
≤ 1.8 fmol
Lys
アミノ酸
≤ 1.8 fmol
カテコールアミン合成・代謝経路
成分名 作用 定量限界
Tyr
アミノ酸
≤ 1.8 fmol
L-DOPA
神経伝達物質
0.51 fmol
Dopamine
神経伝達物質
0.65 fmol
Noradrenaline
神経伝達物質
0.034 pmol
Adrenaline
神経伝達物質
0.55 fmol
3-MT
Dopamine 代謝物
0.60 fmol
トリプトファン代謝経路
成分名 作用 定量限界
Serotonin
神経伝達物質
0.57 fmol
5-HIAA
Serotonin 代謝物
5.2 fmol
Kynurenine
Trp 代謝物
0.048 fmol
作動薬・遮断薬
成分名 作用 定量限界
Pilocarpine
ムスカリン受容体刺激薬
0.48 fmol
Rivastigmine
AChE 阻害薬
0.40 fmol
Raclopride
D2 受容体遮断薬
0.29 fmol
Haloperidol
D2 受容体遮断薬
0.27 fmol
Sumatriptan
5-HT1D/1B 受容体刺激薬
0.34 fmol
PK-11195
PET リガンド
0.028 fmol

お問い合わせ先 : 創薬・受託サービス部

価格等詳細につきましては、当社 創薬・受託サービス部 までお問合せください。

TEL
03-5632-9616
FAX
03-5632-9614
E-mail
dds_info@cosmobio.co.jp

商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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