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TXK(RLK)は、非受容体型チロシンキナーゼのTEC ファミリーメンバーである。TXK はT 細胞で発現し、リンパ球抗原受容体下流の シグナル伝達経路における主要成分である。TXK はT細胞受容体刺激に応答してリン酸化され、Src ファミリーキナーゼにより活性化 される。ただし、TXK はPI-3K 活性とは独立してリン酸化される。TXK タンパク質の過剰発現がベーチェット病患者において見られる。TXK の過剰産生によりベーチェット病患者の病変形成に関与するTh1 細胞機能の増大が誘導される。