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記事ID : 45581
研究用

ウイルスの感染力を機能的に力価測定 ウイルスプラークアッセイ キット

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ウイルスプラークアッセイ キットは、溶解性ウイルスの感染力を機能的かつ正確に力価測定するキットです。本キットには、12 ウェル プレートで最大 120 回の力価測定に十分な試薬が含まれています。

背景

1952 年に開発されたプラークアッセイは、ウイルス濃度を定量化する最初の方法でした。Renato Dulbecco氏によって開発されたこのアッセイでは、複製可能な溶解性ウイルス粒子を含む特定のサンプル内のプラーク形成単位 (PFU) の数を手動で決定できます。

プラーク アッセイには、対象のウイルスに感染しやすい培養細胞が必要です。プレート等に細胞を播種し、接着および増殖させ、その後、一晩放置してコンフルエントな単層を形成します。 次に、ウイルス サンプルを数回希釈し、各希釈液をディッシュまたはウェルに添加します。インキュベーションにより、ウイルスがターゲット細胞に付着してから、接種物を取り除きます。 次に、培養物を栄養素と、ゲルまたは半固体オーバーレイを形成するアガロースやメチルセルロースなどの物質を含む培地で覆います。(細胞に入り込んで複製する感染性ウイルス粒子は、子孫ウイルス粒子の放出を引き起こす可能性があるため)ゲルは粒子の動きを制限するため、新しく生成されたウイルスは隣接する細胞にのみ感染します。ウイルスが感染細胞を殺すと、死んだ(または死にかけている)細胞が剥離し、細胞単層に穴が開きます。この細胞のない領域はプラークと呼ばれ、成長表面に円形の斑点として現れます。

構成内容

  • CytoSelect™ 寒天粉末
  • 10X 固定溶液
  • 細胞染色溶液

アッセイ原理

ウイルスプラークアッセイ キット

1日目: 12ウェルまたは 6ウェルプレートに細胞を播種する

2日目: 目的のウイルス段階希釈液で細胞を感染させ、オーバーレイ培地を添加する

光学顕微鏡でプラークの発達をモニタリングする

4日目から 16日目: 細胞を固定して染色する

陽性プラークを数え、ウイルス力価を計算する

データ例

MDCK 細胞におけるインフルエンザ A および Bウイルスのプラークアッセイ

図. MDCK 細胞におけるインフルエンザ A および Bウイルスのプラークアッセイ
異なる希釈率のインフルエンザ A (パネル A) および B (パネル B) ウイルス培養液を使用し、MDCK細胞を 72時間感染させた。

ウイルスプラークアッセイ キット

品名 メーカー 品番 包装 希望販売価格
Viral Plaque Assay Kit詳細データ CBL VPK-5191 120 ASSAY
¥101,000

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商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては使用しないように、十分ご注意ください。

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