クイズ(2023年1月23日配信号)
問題
生物の中には生命維持のため、季節性の休眠をするものがいます。例えば、シマリスは冬眠をしますし、乾燥地帯に住む、ワニは乾燥や暑さをやり過ごすために夏眠(かみん)をします。
生物の中ではおどろくような冬眠・夏眠をするものがいるのですが、次のうち冬眠と夏眠について、正しくないのはどれでしょう?3つは正しい内容です。
- ①冬眠時の体温が0度以下になる動物もいる
- ②8か月冬眠する動物もいる
- ③赤道付近のペンギンの一部は(冬眠ではなく)夏眠できる
- ④冬眠と夏眠、両方行う動物がいる
正解
- 間違いは③ 赤道付近のペンギンの一部は(冬眠ではなく)夏眠できる
夏眠とは、熱帯地方などで、乾季に、乾燥に耐えられない生物が休眠状態で過ごすことです。赤道付近に生息するガラパゴスペンギンでも夏眠する必要はありません。
【①、②、④について】
冬眠時に体温をマイナス3度まで下げられるホッキョクジリスが、北極に住んでいます。体液がをマイナス3度まで下げても血液が凍りません。このホッキョクジリスは、夏の間、冬に備えて体重を増やし、その後8か月の冬眠に入ります。
冬眠と夏眠を両方行う動物には、ワシントンジリスがいます。ワシントンジリスは、冬眠と夏眠を一年で8か月行い、体重を増やす期間は4か月のみです。
リスは、気温への対応が素晴らしいですね!