- 商品詳細:α-シヌクレイン 凝集アッセイキット
・α-シヌクレイン線維化タンパク質(ヒト型)/品番:SYN03
・α-シヌクレインリコンビナントタンパク質(ヒト型)/品番:SYN04
- 【01】 SYN04の調製方法は?
- 【02】 SYN03、SYN04の分子量は?
- 【03】 SYN04でコドン最適化を実施されたとのことですが、コンストラクト配列はどうなっていますか?
- 【04】 SYN03、SYN04のアミノ酸配列は?
- 【05】 SYN04にタグ配列はついていますか?
- 【06】 SYN04は精製濾過(限外濾過など)をしていますか?
- 【07】 1ロットで大量に購入できますか?
- 【08】 SYN03、SYN04はリン酸化抗体で検出可能ですか?
- 【09】 SYN03の調製法は?
- 【10】 本製品を廃棄する際は、オートクレーブ処理 (134℃・20 分 )、もしくは SDS(3% 以上 ) を加えてオートクレーブ処理 (121℃ , 20 分 ) を行ってください。とありますが、ただ「121℃ , 20 分」処理するだけではだめでしょうか?
- 【11】 オートクレーブ処理 (134℃・20 分 )、もしくは SDS(3% 以上 ) を加えてオートクレーブ処理 (121℃ , 20 分 )でシード活性(凝集能)がなくなるというデータはありますか?
- 【12】 SYN03にモノマーは含まれていますか?
- 【13】 SYN03をSDSサンプルバッファーに溶かしウェスタンブロットすると、モノマーの分子量と思われるバンドが得られます。やはりモノマーが含まれている可能性があるのではないでしょうか?
- 【14】 製品中のエンドトキシンレベルについて情報はありませんか?
- 【15】 SYN03のシード活性はどのように評価していますか?
SYN04の分子量は14.5 kDaです。SYN03の分子量は特定ができません。特定ができない理由は、SYN03の中には多量体・重合体が含まれ、均一な分子ではないためです。
全長シヌクレイン配列は、136TyrのコドンをTACからTATに変更したのみで、その他の配列に関しては変更しておりません。
ATGGATGTATTCATGAAAGGACTTTCAAAGGCCAAGGAGGGAGTTGTGGCTGCTGCTG
AGAAAACCAAACAGGGTGTGGCAGAAGCAGCAGGAAAGACAAAAGAGGGTGTTCTCT
ATGTAGGCTCCAAAACCAAGGAGGGAGTGGTGCATGGTGTGGCAACAGTGGCTGAGA
AGACCAAAGAGCAAGTGACAAATGTTGGAGGAGCAGTGGTGACGGGTGTGACAGCAG
TAGCCCAGAAGACAGTGGAGGGAGCAGGGAGCATTGCAGCAGCCACTGGCTTTGTCA
AAAAGGACCAGTTGGGCAAGAATGAAGAAGGAGCCCCACAGGAAGGAATTCTGGAAG
ATATGCCTGTGGATCCTGACAATGAGGCTTATGAAATGCCTTCTGAGGAAGGGTATCAA
GACTATGAACCTGAAGCCTAA
参考文献
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16513114/
以下の通りです。
MDVFMKGLSKAKEGVVAAAEKTKQGVAEAAGKTKEGVLYVGSKTKEGVVHGVATVAEKTKEQVTNVGGAV
VTGVTAVAQKTVEGAGSIAAATGFVKKDQLGKNEEGAPQEGILEDMPVDPDNEAYEMPSEEGYQDYEPEA
SYN04は大腸菌より精製したシヌクレインモノマー(リコンビナント)、SYN03はそれを線維化した製品でリン酸化は受けておりません。よってリン酸化抗体で検出されません。ウェスタンブロットで検出が認められる場合は、non-specificなクロスリアクションと考えられます。
以下の通りです。
- SYN04を37℃環境下で線維化。
- 超遠心して線維をpptとして回収。(線維化しなかったモノマーは上清に存在するので除去される)
- 回収したppt画分に適当量の生理食塩水を添加し、更に超遠心して線維をpptとして回収。(線維化しなかったモノマーをさらに除去)
- 得られた線維に適当量の生理食塩水を加え、これを超音波処理した試料をSYN03とします。
【10】 本製品を廃棄する際は、オートクレーブ処理 (134℃・20 分 )、もしくは SDS(3% 以上 ) を加えてオートクレーブ処理 (121℃ , 20 分 ) を行ってください。とありますが、ただ「121℃ , 20 分」処理するだけではだめでしょうか?
オートクレーブ処理 (121℃ , 20 分 )では、シード活性の残存がありますので、データシートの条件で処理をお願いします。
【11】 オートクレーブ処理 (134℃・20 分 )、もしくは SDS(3% 以上 ) を加えてオートクレーブ処理 (121℃ , 20 分 )でシード活性(凝集能)がなくなるというデータはありますか?
こちらの文献でご確認ください。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29669601/
SYN03の線維化工程後、上清にモノマーがほとんど含まれていないことを確認しており、また超遠心分離2回の操作により、ほとんど残っていないと考えられます。
精製過程でモノマーが残る、または超音波処理でモノマーが発生する可能性は低いと考えられます。ウェスタンブロットでモノマーの分子量(14.5 kDa)にバンドが得られる場合、SDS処理によってモノマーが微量に遊離する結果である可能性が高いと思われます。
技術開発元である東京都医学総合研究所の共同研究先のグループで測定した事例があります。
こちらの文献をご参照ください。
https://www.nature.com/articles/srep30891
一例として「10.6〜11.3 endotoxin units per 1 mg of protein」となります。