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Q&A

記事ID : 17105

FAQ : Enzo Life Sciences(ENZ)社 HIGHDEF® について

商品詳細「HIGHDEF® 発色基質

【01】 品番:ADI-950-140-0030 (HIGHDEF® red chromogen (AP) ) と 品番:ADI-950-141-0030 (HIGHDEF® red chromogen (AP, plus) ) の違いは何ですか?

赤色アルカリホスファターゼ色素の中には混ぜると不安定になるものがあります。これは自動化スライド染色装置での使用にあたり、問題になります。HIGHDEF® red IHC 色素 (AP, Plus) (品番:ADI-950-141-003) は自動染色装置に適した構成になっていて(手動でも使用可能)、品番:ADI-950-140-0030(標準の HIGHDEF® red)よりも異なる赤色(ピンク〜濃紅:brilliant dark red)を呈します。

【02】 マニュアルによると、HIGHDEF® red IHC chromogen (AP, plus) (品番:ADI-950-141-0030) は赤色を呈しますが、その範囲はピンクから濃紅となっています。この色の違いは何に依存しますか?

色彩強度はターゲットとなる抗原の発現量に依存します。

【03】 HIGHDEF® IHC chromogen substrate (DAB, HC) (品番:ADI-950-211-0200) と HIGHDEF® IHC chromogen substrate (DAB, stable) (品番:ADI-950-212-0200) の違いは何ですか?

違いは最終産物の色です。品番:ADI-950-212 は茶色になり、品番:ADI-950-211 はより高いコントラストのチョコレート色です。

【04】 HIGHDEF® 色素を ABC 法などの別の検出システムで使用できますか?

理論的には可能ですが、お勧めはしません。最適な結果を得るためには、POLYVIEW® 検出システムをご使用ください。ナノポリマー検出試薬のおかげで、バックグランドのない高感度で特異的な結果を得ることが出来ます。

【05】 HIGHDEF® 色素を使用する際の推奨の封入剤や後処理法はありますか?

本色素は水溶性の封入剤(品番:ADI-950-261-0030 など)を使用することで、より良い解像度と色彩が得られます。
しかしながら、HIGHDEF® IHC chromogen substrate (AEC, stable)(品番:ADI-950-210)以外の色素では、樹脂ベースの永久封入剤(疎水性有機ベース)を使用することが出来ます。

詳細や特異性については、 添付資料PDF をご覧ください(後処理後のアルコールとキシレン)。

【06】 品番:ADI-950-260 と 品番:ADI-950-261 の封入剤の違いは何ですか?

HIGHDEF® IHC fluoromount(品番:ADI-950-260)は蛍光色素で染色された色素をカバーする褪色防止試薬として設計されました。一方、HIGHDEF® IHC mount(品番:ADI-950-261)については、発色性を重視し、処理済み組織の長期保存に最適です。どちらの封入剤も、AEC や DAB、Fast Red、BCIP/NBT、BCIP/NT に最適です。また、発色(HRP および APシステム)や蛍光(FITC、PE、Texas Red など)色素に適しています。

【07】 HIGHDEF® IHC mount(品番:ADI-950-261)を使用する際に、どのように空気の混入を防げばよいでしょうか?

  1. ボトルから赤いチップを取り除き、カミソリやはさみでチップをカットします。
  2. 使用前に、容器を逆さまに置きます。
  3. HIGHDEF® mount の添加の前に、スライドを水のみで洗浄します(アルコールやキシレンは使用しないでください)。

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