1. コスモ・バイオ 細胞製品全般について
- 【1-01】 異なる動物種や異なる系統で細胞を調製できますか?
- 【1-02】 異なる容器形式や容器数で納品できますか?
- 【1-03】 必要量の細胞を同一ロットで供給できますか?
- 【1-04】 配送到着日の指定はできますか?
- 【1-05】 悪天候(暴風雨・吹雪・台風などによる遅配)や配送ミス、配送事故による遅配で、商品が使えない状態だった場合は保証してもらえますか?
- 【1-06】 製品を使用した投稿論文を教えてください。
2. 脂肪組織関連
■ 内臓脂肪細胞
- 【2-01】 一度凍結融解した細胞は、再凍結できますか?
- 【2-02】 内臓脂肪細胞培養キットの有効期限は?
- 【2-03】 継代は可能ですか?
- 【2-04】 マウス由来細胞の調製は可能ですか?
- 【2-05】 三次元培養は可能ですか?
■ 皮下白色脂肪細胞
■ 褐色脂肪細胞
3. 骨・軟骨・歯関連
■ 骨芽細胞
■ 破骨細胞
- 【3-02】 継代は可能ですか?
- 【3-03】 Pit Formation Assayにおいて、象牙質切片上にできたPitの観察方法は?
- 【3-04】 培養何日目で破骨形成が見られますか?またどのくらい培養が可能ですか?
- 【3-05】 パンフレットに記載してあるSEMで観察した吸収窩は、何日程度の培養期間でしょうか?
- 【3-06】 培養用メディウムの組成は?
- 【3-07】 培地を再凍結して使用することはできますか?
- 【3-08】 破骨細胞に分化しないように培養を行うには?
■ 軟骨細胞
■ 骨髄細胞
4. 循環器関連
■ 心筋細胞
■ 血管内皮細胞
5. 肝機能関連
■ 肝細胞
- 【5-01】 最長で何日程度培養可能ですか?
- 【5-02】 肝細胞を使用した評価系にはどのようなものがありますか?
- 【5-03】 継代は可能ですか?
- 【5-04】 細胞は増殖しますか?
- 【5-05】 凍結保存は可能ですか?
- 【5-06】 24well plateから6well plateに変更して納品することは可能ですか?
- 【5-07】 24well plateから96well plateに変更して納品することは可能ですか?
6. 間葉系幹細胞
■ 間葉系幹細胞
7. 膵臓組織関連
■ 膵島
- 【7-01】 継代できますか?
- 【7-02】 膵島細胞の、倍化時間と分裂回数の目安を教えていただけますか?
- 【7-03】 細胞分散液は、ラット膵島、マウス膵島どちらでも使用できますか?
- 【7-04】 分散後の細胞の扱い方を教えてください。
- 【7-05】 コラーゲンコートを行ったプレートには細胞は接着しますか?
8. マクロファージ関連
■ アストロサイト
9. その他ツール
■ POLARIC™ PLT-500c6
- 【9-01】 血清の存在は染色性に影響を及ぼしますか?
- 【9-02】 少量のエタノールで色素を溶解しますが、エタノールによる細胞毒性などの影響はありませんか?
- 【9-03】 酵母やバクテリアでの染色例はありますか?
- 【9-04】 In vivo実験系で染色した場合、どれだけの期間・蛍光強度の実績がありますか?
- 【9-05】 蛍光を発する温度の上限・下限はありますか?
- 【9-06】 蛍光の退色時間はどれくらいですか?
- 【9-07】 固定した細胞をPOLARIC™ PLT-500c6で染色することは可能ですか?
- 【9-08】 POLARIC™ で染色した生細胞を固定することは可能ですか?
- 【9-09】 POLARIC™ PLT-500c6との二重染色で、ヘキストで核染色を行う場合はパラホルムアルデヒドなどで固定を行っていますか?
- 【9-10】 全ての細胞で蛍光標識されますか?
1. コスモ・バイオ 細胞製品全般について
細胞製品の製造は動物の調達、健康状態確認後の製造作業となるために、通常1−3週間必要です。お急ぎの場合や期日指定納品が必要な場合は事前にお問い合わせください。
ただし、
- 製造には数日にまたがる作業が多いために休日明け到着が困難な商品もございます。
- 地域によっては追加送料が発生する可能性があります事を予めご了承願います。
天候不順が予測される場合は、予めお客様とご相談のうえ発送予定を変更させていただく場合があります。
予測不可能な天候不順による遅延や、運送上の手違いによる遅延により製品品質が維持できなくなった場合は、当社費用負担にて代替品と交換させていただきます。
ただし、お客様施設内にて発注者以外の方が受け取り、発注者の方との連絡不備などによる品質劣化など、お客様施設に原因がある場合は保障対象外とさせていただきますので、予めご了承ください。
コスモ・バイオ 細胞製品をご使用頂きました投稿論文は、弊社ホームページ(https://www.cosmobio.co.jp/PMC-ronbun)よりご覧いただけます。
2. 脂肪組織関連
■ 内臓脂肪細胞
コラーゲンゲル内培養が可能であることは確認しております。
これにより成熟後の培養可能日数を延長することができますが、コラーゲンが溶解していくため予めコラーゲン量の検討が必要です。
■ 皮下白色脂肪細胞
■ 褐色脂肪細胞
3. 骨・軟骨・歯関連
■ 骨芽細胞
■ 破骨細胞
破骨細胞はトリプシン処理で培養容器から離脱することは難しく、成熟破骨細胞の継代はセルスクレーパーを用いて物理的に剥がす方法と、あらかじめコラーゲンゲル上で培養する方法が知られています。ただどちらの方法も一般に回収率がよくありませんでしたのでご注意ください。
培地を数回に分けてご使用されたい場合、キットに含まれる培養用メディウムをいったん融解し、10mL/tube程度に分注、-20℃以下に凍結保存してください。繰り返しの凍結融解はM-CSF、RANKLの失活の原因となるため避け、融解させた培地は都度、使い切りとしてください。
RANKLを除いた培養用メディウムでの培養をお勧めします。血清のロットにより培養に差が出ますので、同じ血清ロットを使用した付属の洗浄用メディウムにM-CSFを添加しお使い下さい。
■ 軟骨細胞
1回のみ可能です。継代を繰り返すことで軟骨細胞が脱分化します。継代する時期は納品した翌日中に行ってください。長時間培養した場合、軟骨細胞から産生した細胞外基質の影響で培養容器から細胞が剥がれなくなります。
■ 骨髄細胞
4. 循環器関連
■ 心筋細胞
■ 血管内皮細胞
10継代まで問題ないことを確認しております。それ以上になると形態が変わったり、増殖が遅くなったりするためお勧めしておりません。お届けする細胞は4継代のものです。
5. 肝機能関連
■ 肝細胞
肝細胞は細胞のサイズが大きく重量もあるため、プレート間及びウェル間のバラツキが非常に大きく、見た目で2割程度のバラツキとなります。そのため96well plateでの納品はお勧めいたしませんが、バラつきがある点をご了承頂けるようでしたら96well plateでも納品いたします。
6. 間葉系幹細胞
■ 間葉系幹細胞
継代回数は AMSC、BMSC ともにお客様が凍結細胞の再培養後、3〜5回で増殖速度が低下する事を確認しております。継代回数とともに増殖速度や分化効率が低下いたしますので、お客様の実験目的に合う継代回数をご検討ください。
7. 膵臓組織関連
■ 膵島
8. マクロファージ関連
■ アストロサイト
9. その他ツール
■ POLARIC™ PLT-500c6
培地のみでPOLARIC™ PLT-500c6の粉体を溶解するには数日かかります。そのため最少量の有機溶媒で溶解することをお勧めいたします。DMSOなども可能ですが、分化への影響を最小限にするために、エタノールを推奨しております。またエタノール濃度は3/10,000と極めて少なく、細胞障害性は特に問題はないと考えています。
In vivoの試験は大変興味深いのですが、現在あまり実績がないため十分なデータがありません。 In vivoの試験をご希望の方は弊社までお問合せ下さい。
固定をしなくても核染色することができます。生細胞を染色する場合はHoechst33258よりはHoechst33342を使用したほうが良好に染色されます。