- 4 μmの切片を作製
- 脱パラフィン・親水化
- 抗原賦活処理
1)抗原賦活液としてpH6.0-7.0クエン酸バッファーを耐熱性のドーゼに入れ、オートクレーブで121℃ 15分間熱処理
2)熱処理後、染色ドーゼを常温で40分間放置
3)スライドを取り出し、PBSにて5分間3回洗浄 - 内因性ペルオキシダ-ゼのブロッキング
1)0.3%過酸化水素加メタノール20分間浸漬
2)PBSで5分間3回洗浄 - 一次抗体反応
1)抗体希釈液用緩衝液(1%BSA-PBS、0.1%アジ化ナトリウム)で希釈した一次抗体*を切片上に滴下
*抗体使用推奨濃度:5 μg/mL〜50 μg/mL
2)室温 2時間、または4℃で一晩反応
3)PBSで切片上の一次抗体を洗い流し、PBSに5分間3回浸漬 - 二次抗体反応
1)シンプルステインMAX-PO MULTI(ニチレイ)を使用。室温で1〜2時間反応
2)PBSで切片上の試薬を洗い流し、PBSに5分間3回浸漬 - 発色基質溶液
1)0.05M トリスバッファー(TBS)100 mLに対してDAB 10 mgと過酸化水素 10 μLを加え、常温で5分間反応
2)流水でよく洗浄 - 核染色
1)必要に応じてヘマトキシリン、メチルグリーン**などで染色する
2)**ヘマトキシリンを使用する場合は、短時間で染色する - 封入
技術情報
プロトコール
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては
使用しないように、十分ご注意ください。