商品詳細
技術情報
Applied Biological Materials(APB)社 創薬研究用細胞株培養方法
プロトコール
細胞の凍結には、できるだけ継代回数の少ない細胞を高濃度で使用します。凍結する前に、少なくとも 90% の細胞が生存していることを確認してください。
クリーンベンチ内で無菌的に作業します。液体窒素を扱う際には、必ず保護具を着用してください。
- 対数増殖期の細胞を回収します(生存率 >90%)
- 接着細胞の場合は、細胞を培養容器から穏やかに剥離させ、継代のプロトコールに従い(ステップ1からステップ6)、遠心チューブに細胞を回収します。
- 浮遊細胞の場合は、全ての細胞を遠心チューブに回収します。
- 生細胞密度を決定し、必要な凍結保存培地の量を計算します。細胞を 1.0 - 2.5 x 106 cells/mL で凍結することを推奨します。
- 細胞懸濁液を 1,500 rpm × 3分間遠心します。
- 細胞ペレットに注意しながら、上清を吸引除去します。
- 細胞ペレットを、適切な細胞密度で凍結保存培地に再懸濁します。
- 細胞懸濁液を凍結チューブ(クライオバイアル)に分注し、研究室で採用している方法に従って凍結します(1分間に約 1℃ 低下する速度で凍結させます)。
- 長期間保存するために、凍結細胞を液体窒素容器(気相)に移します。
商品は「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用としては
使用しないように、十分ご注意ください。