ページの本文へ移動

技術情報

SAFETRANS in vitro/in vivo 用トランスフェクション試薬

記事ID : 7224

3. トランスフェクションプロトコール SAFETRANS (GUG-β-CDE)


pDNA トランスフェクションプロトコール

【チャージ比 100 (carrier/pDNA 比) の場合】

1. 1 x 104~2 x 105 cells/well となるように 24 ウェルプレートに播種し、CO2 インキュベータにて 1 日間培養する。 (40~60 % コンフルエント)

2. 無血清培地 200 uL/well を1.5 mL チューブに添加し、TE buffer (pH 7 ~ pH 8) に溶解した pDNA 2 ug/well を添加する。
(注:pDNA の品質は、トランスフェクション効率、再現性、毒性などに影響するため、高純度の pDNA をご使用下さい)

3. GUG-b-CDE Transfection reagent (1 mg/mL) 250.7 uL を 2. のpDNA 溶液に添加する。5~6 回ピペッティングまたは 10 秒間ボルテックスして、溶液を混合する。

4. 室温 (15~25ºC) で 10~15 分間静置し、pDNA との複合体を形成させる。

5. 4.の複合体形成中に、24 ウェルプレートから細胞が剥離しないように静かに培地を吸引除去し、PBS または 無血清培地で 1 回洗浄する。

6. 24ウェルプレートに無血清培地 200uL/well を添加し、3.で調製した pDNA 複合体溶液を添加し、CO2 インキュベータにて 1~3 時間インキュベート注1)する。

7. pDNA 複合体を含む培地を静かに吸引除去した後、PBS または無血清培地で 1 回洗浄を行う。

8. 細胞に新鮮な培養液 (血清含有) を添加し、24時間インキュベートし、トランスフェクトした細胞の遺伝子発現を定量する。

 

注1)インキュベーション時間は適宜変更可能であり、24 時間インキュベーションしても細胞障害性はほとんどありません。

(※)本トランスフェクションプロトコールは、24 ウェルプレートにて培養した付着細胞に対して推奨しております。その他のチャージ比を用いてトランスフェクションする場合は、表 1に示す pDNA 量および導入試薬量を参照下さい。なお、それぞれの実験系においてトランスフェクション効率の最適化をお勧めいたします。

表1 トランスフェクション量の例
【1 well あたり pDNA 2 ug トランスフェクションする場合】
Charge 比 GUG-b-CDE  Transfection reagent (ug/well)
20 50.1 ug
50 125.4 ug
お問い合わせ


メーカー・代理店一覧

サポート情報

SNSアカウント

オウンドメディア

※当社のWEBサイトはユーザーの利便性を最適にし、それを保証するためにクッキーを使用しています。
 このWEBサイトの利用を継続することで、クッキーの使用に同意することになります。

© COSMO BIO