ヌクレオチドは、細胞内の様々な反応に関与する細胞内情報伝達物質です。アデニン/グアニンヌクレオチドを必要とするプリノーム酵素は、ヒトゲノムの13%を占めます。アセチルCo-Aカルボキシラーゼのようにまだあまり明らかになっていないATP依存性酵素と同様に、脂質キナーゼや、ATPaseおよびGTPase活性を持つシャペロニンが、近年創薬研究で注目されています。
BellBrook社のTranscreener® アッセイキットは、ヌクレオチド依存性酵素全般にわたって使用できるユニバーサルアッセイです。ADP, AMP, GMP, GDP, UDPの各種ヌクレオチドを生成する酵素全般をアッセイし、またこのシステムを利用したTranscreener® EPIGENアッセイキットでは、Methyltransferase全般を包括的にアッセイします。
Fig.1 4種類のTranscreener® アッセイキットで、様々なヌクレオチド依存性酵素がアッセイできます。